斉藤由貴さんがデビューしたのはたしか1984年の10月だったと思いますが、それから30年たちまして30周年記念のコンサートが開かれました。
斉藤由貴ちゃんのコンサートというと前回行ったのは25周年の時で、もうそれから5年も経ったのかと驚きましたが、25周年は2011年でしたので正味4年ほどが経過しただけのようです。
で、今日は昼の部と夜の部の2回コンサートがあって両方とも行ってきたのですが、昼の部のゲストが遊佐未森さん、夜の部のゲストが谷山浩子さん。ほとんど、私のために1日にまとめてくれてありがとう、という感じでございます。
というか、25周年の時も5回あった公演のうち、選んだのはこのお二人がゲストの回でしたっけ。lunacat.yugiri.org
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コンサートのほうは、最初のほうと終りのほうはきちんと作りこんでいて、20年前のコンサートの中で、話した片想いの相手の話をベースに、30年後の片想いに捧げる洋楽のカバーという構成。その片想いの相手は実在するような非実在の様な……。
そんなしっとりとした雰囲気も、MCになれば「4回とも来る人は客じゃない、スタッフ」「4回とも来る人って暇なの?人生大丈夫?」と、客も巻き添えに雰囲気を破壊していくのは変わらないなぁと思うのです。
そしてゲストコーナーですが……。
まずは昼の部の遊佐未森さん。「由貴ちゃん、30周年おめでとぉ~」と言いながらも、しっかりと「ひょっこりひょうたん島」を歌わせるあたり、音楽の楽しいこと好きな未森さんらしいなぁと。
これについては私は元ネタが判ってた*1ので、未森ちゃんが紙袋から何か(腕カバーね)を取り出した瞬間から笑ってましたが、さすがにネタが判ってたのは会場の中に15人くらいしかいなかった気が……。
そして夜の部の谷山浩子さん。
こちらは、浩子さんが出てくる前に「ずっとファンであるがゆえに、失礼な態度をとってしまう」と、今日も失礼な態度をとる気が満々の由貴ちゃんに対し、浩子さんは浩子さんで舞台に上がった途端に、
「MCを後ろで聞いてて、後ろ向きだよね基本的に。この曲は歌いにくいだの、私の歌を好きな人はいないだの……」
と、浩子さんの方から戦端開始。その後は毎度の通り浩子さんの起床時間の件や、お互いの天然度合いでdisりあって……。何なんだこの、似たもの姉妹は……。
それにしても、浩子さんが本当は由貴ちゃんのことを好きではないと、由貴ちゃんが思っていた理由が「だってあれ(2007年の猫森集会)以来、ゲストに呼んでくれないじゃないですか!」というのは、文字通り猫森集会のゲストに呼べってことなんでしょうかねぇ……。
ちょっと今年の猫森集会は、ゲストに注目、ですね(?)。
*1:2011年のCafe mimoを参照していただければ