東京オペラシティアートギャラリーで開かれている「高橋コレクション展 ミラー・ミューロン」を見てきました。
この展覧会、都内の精神科医の方が集めた現代アートのコレクション展なのですが、集まっている作品が有名どころが多いのが特徴です。なので、結構見たことのある作品も多かったような。
以下、アーティスト別に感想をあげてみますね。
- 草間彌生
- 最初の一部屋は草間さんの水玉ルーム。ここに展示されてる水玉はなんか落ち着きます。
なお、草間さんだけ撮影可能な作品がありました。
- 奈良美智
- 奈良さんも大きめの作品が複数あって。水色のお洋服を着た少女がかわいかったなぁ。
- やなぎみわ
- エレベーターガールシリーズから1作品。まるで陳列されているような制服の女性というのにフェチを感じていいのやらどうやら。
- 松井えり菜
- 「食物連鎖 StarWars!」という1作品のみ。ウーパールーパーから松井さんに続く連鎖なんでしょうか。いつもながらパワフルです。
- 宮永愛子
- ナ「はるかの眠る舟」というタイトルで、フタリンを閉じ込めた大きなトランク上の箱が登場しました。このナフタリンの箱って、コレクションはどこまで形状を維持し続けるんだろ?
- 塩保朋子
- 紙を使って作られた、巨大かつ繊細な渦巻き。「cosmic perspective」というタイトルの通り、宇宙のすべては渦巻きから作られているのです(って、たまたまそんなテレビ番組を先日見たのですが)
- 名和晃平
- 水晶玉で作られたライオンさん。とてもきれいで、また、とてもかわいい。
- 蜷川実花
- 本人の好き嫌いは別として、写真家としての光とスピードのコントロールはやはり上手いなと。
- 樫木知子
- 「風鈴」というタイトルの作品。風鈴の一部になった女の子の涼やかな感じが印象的。
全体として、あまり扇情的な作品はなくて、心穏やかに見ることのできる感じだったのが、現代アート初心者には良かったです。このあたりは、コレクターさんの趣味もあるんでしょうねえ。