月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

KING SUPER LIVE 2015@さいたまスーパーアリーナ(2日目)

キングレコードさんが初めて開催するアニソンイベントKING SUPER LIVE 2015に行ってきたのでした。
今回の会場はさいたまスーパーアリーナ、しかもスタジアムモードで、なんでも27,000人が入場したのだとか。
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そんな27,000人の中の1人である私ですが、「アニメを見ない声優ファン」という特異な立ち位置をやってますので、正直アニメソングってあまり知らないですし、そもそも声優ファンって言ったって、ほっちゃんゆかりんだけ、でしょ?(汗)ということで、知らない曲と知らない人ばっかりだったらどうしようと思ってしまうわけです。
ですが今回のKING SUPER LIVEは、最初の段階で全ての出演アーティストを発表していたので(その時点ではメジャーデビューしてなかった人も含める徹底ぶり)、7人くらいは知ってる人がいるなーと思って安心して参加したのでした。

ま、そんなわけで、知らない人については気に入るか聞いて判断しよう、くらいの気持ちで参加しておりました。



そんな、どう見ても部外者だろお前、という感じの人から見たキンスパの感想、参加アーティストごとに書いてみましょうか。

高橋洋子
1曲目が「残酷な天使のテーゼ」とか、おっさんホイホイすぎますw。そういえば、翌日6月22日は第三新東京市に使途がやってくる日でしたっけねぇ。
堀江由衣
二人目でいきなり、ほっちゃんが。しかも自分のいる位置のすぐ近くからトロッコに乗って登場しまして……年甲斐もなくテンションあがったねぇ。
曲は「ヒカリ」「stay with me」「スクランブル」という構成で……、ヒカリの舞を忘れてるよ月猫さんorz。「stay with me」と「スクランブル」は観客の合唱付きですが、合唱の声の小ささに、なるほどフェスってそういうもんなんだなぁと(そら、歌詞と、そこで観客が歌うこと、その2点を知らないと歌えませんからね)。
にしても、ゴンドラに乗って、目の前1mの距離を通過する堀江さんは可愛いなぁと。
ゆいかおり
デュエットで激しい振り付けで、声優さんも大変だなぁと。こういった感じのパフォーマンスだと、Perfumeのほうが速度的に私好みかなぁと。
小松未可子
このバラード好みかも。何しろ歌詞が聞き取れるし(ゑ?)
上坂すみれ
後方ステージの方からゴンドラに乗って登場する上坂さん。珍しく毛皮というかケモノっぽい衣裳でした。と思ったのですが、本人のツイッターの写真だと、ロリータ服にライオンぽい耳とマントを追加したような感じだったのでした。
林原めぐみ
前半最後は林原めぐみさん。「Give a reason」に「Northern lights」って、これまた前世紀を知るおっさんホイホイですなぁ。若干声が出てない気もしましたが、シャウトが辛くなってるだけのようで、バラードではちゃんと発生出来てました。


ここで20分の休憩があったのですが、トイレが大混雑していて大変なことに。やはりお手洗いは曲の途中に行くべきなんだろうか(汗)

そしてここからが第2部、後半戦です。

陰陽座
陰陽座谷山浩子さんの35周年アルバム「フィンランドはどこですか?」に参加したのを見て以来、ずっとチェックしないとと思っていたのですが、やっと確認出来ましたよ。これ、いいですね、妖怪ロックバンド(だっけ?)。ちょっと色紙を入手するついでにベストアルバム買ってきちゃいましたよ。
宮野真守
なるほど、こりゃかっこいいわ。男がメス化するというのも納得。
田村ゆかり
うちの姫さまは「little wish -first step-」「plesure tresure」「Fantastic future」の3曲。こういう場でメカリルを歌うのは良くありますが、リリカルじゃなくてファーストですよ!。やっぱりメカリルはfirst stepの「意地っ張りな私の言えない言葉どうして、ねぇ気づいていたの、全部全部知ってたの?」の歌詞が良いんじゃないですか!(強調)
さらには(ゆかり)×16とか、良い曲です。
あと、「Fantastic future」も今回のツアーではやってない曲ですから、久しぶりの演奏は良いですな。曲の最後のところのJackさまの演奏も素敵でしたわ。
それからトークのほうでは「三嶋さんが夢見たステージに立ててうれしい」と、久しぶりに三嶋さん大好きっ娘ぶりを発揮されていて、これまたかわいいです。
angela
芸人枠?(違います)
森口博子
水の星へ愛をこめて」と「ETRNAL WIND」ですよ!。こういう名曲を生で聴く機会なんてほとんど無いですから、本当にキングレコードさんありがとうですよ。
それにしても森口さん、テレビでの活躍が長いこともあるのか、別格のトークスキルでしたなぁ。
水樹奈々
なんか、飛んでましたね……。まぁ飛ぶこと自体は還暦の松任谷由実さんだってやってましたからそんなに不安じゃありませんが、良くやりますねぇ……。で、その飛んでるときに思い出していたのが、堀江由衣を巡る冒険in武道館。あのときは堀江さんが空を飛びましたが、ライブDVDのオーディオコメンタリーで、ハーネスをチェックするときの話と化してましたよねぇ、あのチェックを水樹さんもされたんだとか思いまして(をぃ)。


そして水樹さんの「KING SUPER LIVE、これで終わりなんて思ってませんよね?、ここからは、スーパーコラボコーナです!」という声とともに、コラボコーナーへ。

ここでの秀逸は「for フルーツバスケット」。舞台の左側から小松未可子さん、堀江由衣さん、田村ゆかりさん、喜多村英梨さんの4人(正確には、コーラスの音声で岡崎律子さんも入れて5人)での合唱。ソロあり、デュエットあり、4人揃ってもありで、良い歌声でした。特に注目は真ん中の二人で、堀江さんが歌ってる間、ずっと田村さんは堀江さんを見ていたし、二人で歌うときは二人ともお互いの顔を見ながらですし。ちょっと音がずれたのに気付いて二人で笑いあったりもしていて。
確かに我々、KING SUPER LIVEの参加アーティストを見たときから「やまとなでしこ」が復活するのではないかと期待してましたが(その期待ゆえに、先行予約で後先考えずに予約したのだし)、復活という形でなくても、これだけやってくれたことに感激ですよ。本当に、私の見たい光景が目の前にありました。ありがとうございました、これで心置きなく成仏できます(マテ)。


最後は全員が1列に並んで、端から順に一言ずつ感想を。って、これが皆さん中々一言で終わらないのですが。
そんな中で個人的にツボだったのは、上坂すみれさんの「私はミリオタなんですけど、軍歌から歴史のあるキングレコード……」って、ここで軍歌を出しますかw。やはり上坂さん、面白いし、ただもんじゃないです。

また堀江由衣さんはマイクを通さずに大声で「ありがとうございました!」と。ちゃんと500レベルの奥まで届いたようで、後方からも大きな歓声が。シンプルだけどこの挨拶が一番良かったですわ。


ということで、終わってみれば5時間の長丁場でして、そのあとは規制退場はあるわ、駅は規制入場になるわ、ホームに人が多すぎで非常停止ボタンは使われるわ、筋肉痛が3日間ほど残留するわと大変でしたが、そんな大変さなんか無視できる良さだったなぁと。なんといっても堀江由衣田村ゆかり両名のデュエットは忘れられないでしょうね。


というか、忘れたくないので早く映像化をお願いしますよ、キングレコードさん。