国立公文書館で開かれていた、「災害に学ぶ」という展覧会を見てきました。
この展覧会、半ば行くのはあきらめていたのですが、国立公文書館での企画展は木曜と金曜は20時までやっているというので、あわててやってきたのでした。ただ、あわてすぎてまして……
竹橋で降りるつもりが乗り過ごした (@ 九段下駅 (Kudan-shita Sta.) in Chiyoda, 東京都) https://t.co/zP921DGagi
— 月猫夕霧/いのうえそう (@lunacat_yugiri) 2015, 10月 9
間に合った、ぜぃぜぃ (@ 国立公文書館 in 千代田区, 東京都) https://t.co/aCHNvUdf67
— 月猫夕霧/いのうえそう (@lunacat_yugiri) 2015, 10月 9
九段下から北の丸公園の中を走ってなんとか閉館30分前に到着するというね……。
こちらの展覧会は国立公文書館が所持している公文書の中から災害に関連するものを展示するものです。
そんな内容なので、私のtwitterのTLでは、美術館クラスタよりも防災クラスタで盛り上がっていたような。
(↓こんな感じ)
以下、写真も撮れましたので、目についた展示物を簡単に紹介してみます。
貞観地震の記述のある「日本三大実録」
濃尾地震に関する資料
関東大震災でどのように燃え広がったかの図
関東大震災の後に出来た帝都復興院に後藤新平が総裁になった時の文書に、復興計画の地図。
室戸台風の天気図。等圧線の本数がすごい。
1944年に起きた東南海地震の時の資料。
戦力低下を察知される被害状況の写真は伝えるなというお達しが出ていたとか……。
枕崎台風の天気図
終戦直後なので、中国大陸からの入電が無く、空白なのが大変。
展示されている文書の中には、今であればインターネット上にPDFの形で提供され、容易にアクセスできると思われるようなものもあります。ですがそんなPDFはちゃんと残るのかなぁと思うことも多くて、こうやって公的機関で紙の形で残すのも大事なんだろうなぁと、そんなことを思ったりする展覧会でした。