谷山浩子さんの梅雨時の恒例行事、「放課後の音楽室」に行ってきました。
このコンサートの3週間ほど前、浩子さんは病気で声が出なくなっていました。
応援ほか色々ツイートありがとございます!ポプコンエイジ@さいたま、ちゃんと歌えました!ただ終了後じわじわ悪化、帰宅したら声ガラガラで中央Cから上の音が全く出ない(T◇T) いつぞやの上野よりひどい。今月はライブもうないので気長に養生します。ANNMが妖怪声だったらごめん…
— 谷山浩子 (@taniyama_) 2016年5月21日
お見舞いツイートたくさんありがとございます!あの後全く声が出なくなってお医者さんに行ったら、急性声帯炎を悪化させた状態なので最低一週間は声を出さないように、でないと二度と元の声に戻れなくなりますよって言われました。ひ~。ANNMの〆切はとりあえず延期ですm(_ _)m
— 谷山浩子 (@taniyama_) 2016年5月23日
で、コンサートの数日前でも未だ怪しい感じだったりして。
@lunacat_yugiri 声は…声はあと4日あるので治る!はず!
— 谷山浩子 (@taniyama_) 2016年6月11日
そんなこともありながらのコンサート開催、いったいどんなことになるのやら。
まずはとりあえずでセットリストから。
(第1部)
01. 銀河通信
02. 三日月の女神
03. タイタニア恋をしよう
04. 窓
05. 佐山先生のJAZZ講座(タイタニアによる)
06. 楽園のリンゴ売り(佐山雅弘ピアノソロ)
(第2部)
07. さよならDINO
08. きれいな石の恋人
09. 銀の記憶
10. ピヨの恩返し
11. 夜のブランコ
12. 海の時間
(アンコール)
13. まっくら森の歌
まず浩子さんの声ですが、若干抑揚を抑えてはいたものの、ちゃんと声が出ていましたね。ひとまずは安心。
というか、抑揚を抑えていて、かつ水分を多めに取りながらの進行だったせいか、いつもよりも声がかすれることが少なかったような……。
(なので、水分補給は大事です。歌うためにも)
ところで放課後の音楽室は毎回ゲストがやってきますが、今回のゲストはジャズピアニストの佐山雅弘さん。
ピアノの人がゲストの時の通例で、浩子さんは手持無沙汰歌に専念です。
コンサートの感想としては、「ジャズピアニストってすごい!」としか言いようが無くて。譜面(多分、普段のアレンジが書いてあるもの)を見ながらその場で即興的にアレンジを加えて演奏しているようで、「毎回演奏が違う、本番もリハと違ってる」と浩子さんが言ってました。それなのに原曲の持つ雰囲気を全く壊さないのですから。「銀河通信」なんて音から星空が見えてましたもん。
いや、プロってすごいわ。
特にすごかったのが佐山先生のJAZZ講座。「タイタニア恋をしよう」のメロディを次々とjazzの手法を使ってアレンジしていくという、最後にはビックバンド風のタイタニアまで登場してました。こういう素養があってこその、アレンジ能力なんですね。