上野の森美術館で「デトロイト美術館展」をやってるので見てきました。
この展覧会は半年くらい前に豊田市美術館で見ているのですが、上野の森美術館では月曜と火曜なら写真撮影可能ということで、撮影しに行ってきたようなものです。
当然ながら、会場内にはスマホのシャッター音が溢れ返ってますのですで、静かな環境をお求めの方は月曜と火曜は避けましょう……
と言うことで、撮影した作品を。
ルノワール「白い服の道化師」。これ、モデルはルノワールの息子さんですが、いやがる息子さんに楽しい格好をさせるルノワールお父さんて、最高だわ。
ピサロ「小道」。点描というか、線描期のピサロさん。新印象派のような理論先行でないせいなのか、ものの形が判りやすい気がします。
モネ「グラジオラス」。
花の横の小道を歩くのは、奥さんでしょうかね。
印象派が終わると現れるのは、ドニ!ドニ!ドニドニドニ!
ポスターっぽい絵ですが、実際にポスターの原画のような位置づけの作品だったようです。
それから勿論ゴッホも。
厚塗りの様子を横から撮影してみたのですが、判りますか?
判りません、よね……。やはりこれは実物を見たほうが判りやすいです。
2階に上がって。マティスが2点。
マティスはね、色遣いとか見ていて落ち着く気がします。実際にはこんな色の壁は無いのに、実際に存在する気がする安心感です。
このほか2階には、ドイツの20世紀初頭の絵画や、ピカソの作品などもあったのですが、これらは作家の著作権が未だ切れてないのか、SNSへのアップは御遠慮くださいと言うことで。ピカソのは、割合好みでした。
と、豊田と上野で2回見たデトロイト美術館展ですが、作品の内容としては国立西洋美術館の常設展の方が好みではあります。なんかね、印象派の作品とか西美は種類が豊富ですから。
といいつつ、52点しか着てない作品を見て、デトロイト美術館を語ってしまうわけにはいかないのですが……。