東博の「博物館で初もうで」に踊らされて、というわけではありませんが、毎年1月2日にその年初めての美術館めぐりをすることが多いです。
そんなわけで今年の美術館はじめは東京都写真美術館へ。ここを選んだのは「1月2日は無料だから」という冴えない理由です……。
東京都写真美術館でやっていた展覧会は3つあって、地下が「ユージン・スミス展」(これだけ無料の対象外)、2階が「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol. 14」、3階が「アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」というもの。まずは地下を見てからエレベーターで3階に上がって、次に2階と言う順で見ていきます。
ということで最初のユージン・スミス展。アメリカの「ライフ」誌などにフォトエッセイを発表したフォトジャーナリストさんです。なので展示も雑誌に掲載された一連の写真をまとめて展示するような形式になっています。そうやって一連の写真を見ると、報道写真も組写真にすることで撮影者の見せたいものが見えてくるんだな、などと思ったりします。日本に関わりのある写真も多くて、それも判りやすかったです。
で、あとの2つはですが……。
日常の街や人を切り取った写真というのが自分はよくわからないので、今回もよく判らなかったなと。結局自分、写真に綺麗さを求めてしまってるんですよね。
とまぁ、3つも展覧会があったのだから1つ当たれば充分じゃないかという気もしますが、展覧会には個人的な当たり外れはつきものですね。
そして都写美のあとは、上野の東京国立博物館へ。毎年恒例の「博物館に初もうで」です。
ですが、恒例行事なのもあって人手が多すぎて……ほとんど見ずに撤収してしまいました。
まぁ28日までは展示替えもほとんどありませんから、それまでの間に再訪しようと思います。
ま、少しは見たんですけどね。猫年を記念して展示されている猫の土偶とかいましたよ。
(いや、猫年じゃないし、この土偶は猫じゃないし……)