今年の初もうでは日光東照宮に行きましたが、初もうでといえば「博物館に初もうで」も忘れてはいけません
というわけで、今年最初の展覧会は、東京国立博物館の「博物館に初もうで」となりました。
東京国立博物館ですが、以前からですけど正月三が日は混みますね。
正月らしいことも減っているので(生け花が減っているような)混雑を避けて1月下旬に来る方が良いかも。
さてまずは、正月恒例の干支の特集展示へ。
今年の干支は展示はウサギですが、ちょうど今、本館2階の特1・特2展示室が工事中のため平成館の企画展示室での開催です。
正直なところ、企画展示室だと展示物をたくさん置けないので、ちと物足りない。平成館2階を使わせろと思ってしまいました(それは広すぎます)。
とこでウサギを描いた作品って、なんか余り可愛くないなぁと。
ちょっと描き方がリアルなんですよね。
総合文化展のほうは、まずは国宝室に未来の国宝として若冲さんが来てました。
吸い込まれるような黒の深さが良いよなぁ。
若冲さんに国宝室を明け渡した国宝の松林図屏風は、代わりに第7室を占拠してました。
第7室が松林図だけの部屋になってしまったせいで屏風の展示スペースが減ってしまったのは、かなり残念。
第8室の江戸絵画。寅さんとか猿さんとか、干支が違いますが可愛いの。
浮世絵コーナーでは広重の名所江戸百景の大特集。
浮世絵コーナーが一つの連作オンリーの展示になるのは珍しいですが、こういうのも良いですね。
とまぁ、初もうで感は余りありませんでしたが、とにもかくにも今年最初の美術館はだいぶ楽しむことが出来ましたです。