月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

混雑を掻い潜って名古屋で美術館巡り&南條愛乃さんライブ

5月3日、大型連休も中間地点5日目です。

今日は愛知県刈谷市でコンサートがあるので、名古屋まで日帰りで行ってきます。

なので先ずは新幹線に乗るのですが、新横浜駅にはこんな張り紙が……。

今年の大型連休は後半の5日間が祝日と土曜日曜で連続して休みがとりやすいので、その初日の5月3日が一番混雑するという予測でした。
確かに人は多くて、慣れてない客が多いせいかあちらこちらの駅で列車非常停止ボタンが扱われたそうで、私の乗った列車は新横浜駅出発時で9分遅れ、名古屋駅到着時点で13分遅れでした。
まぁ、指定席を確保して乗っている分には混雑はあまり関係ないのですが(指定席車両はデッキまでは自由席の客が乗車可能ですが通路は基本的に乗ってこないですし)。

名古屋で最初に訪れたのは、名古屋市美術館。
ここでは所蔵品を使った特別展(ややこしい)をやってます。

この展覧会は20世紀の美術の流れを10年単位で見ていこうというもでしたが、これが所蔵品で出来てしまうのだから名古屋市美術館は流石ですね(もっとも最近は変な市長のせいで所蔵品が増えてない気がしますが)。
なお、10年単位で見ていくという縛りがあるのでユトリロの横に横山大観があったりしますが、同時代だったのねと発見したり。

20世紀の美術の流れを見てみると、20年代の明るさが良いやねぇと思ってしまいますね。30年代になると絵が暗くなる感じで、50年代以降は理解を拒絶する感じで。ただ90年代まで来ると理解しやすくなるのが不思議です。

ところで今回の展覧会、10年単位で美術の流れを見ることが優先なので、藤田嗣治の猫さんは地下の常設展示の方が可愛かったりします。
なのでちゃんと地下のコレクション展示も見ましょうです。


続けて、栄にある愛知県美術館へ。
こちらの特別展は、明治のビジュアルを通しで見てみようと言うもの。神奈川県立歴史博物館が全面協力らしいですが巡回はない様子です。

神奈川県立歴史博物館が全面協力と言うだけあって、五姓田ファミリーが大量展示なのから始まって印刷物や工芸まで神奈川歴博でよく見かけるものを中心に幅広い展示でした。



いやこれは神奈川歴博でも巡回展をして神奈川県の人にも見てもらうべきだと思いますよ。


展覧会は2箇所で終わりにして、今日の目的地に移動を開始します。

目的地は刈谷なのですが、行きと帰りで同じ路線の単純往復は嫌というだけの理由で名鉄で知立経由で行ってみます。

その知立駅は、目下要塞建設中。
名古屋本線の下り線のホームだけ移転完了してました。

そして刈谷にとうちゃくして、真っ直ぐ目的地へ。
またまた南條愛乃さんのライブでございます。

なんか回を重ねるごとに入場時のオペレーションが良くなりますな(イベンターは当然別なのですが)。

その刈谷での南條愛乃さんのコンサートですが、ライブツアーの初日でも最終日でもない中間日らしいお遊びが随所にあって、ああライブツアーってこういうものでしたねぇ、久しぶりに思い出しましたわ、という感覚になりましたわ。

にしても、鯱鉾(なぜかステージ上にあった)は一体どこから出てきたんで……。

コンサート会場からの帰りは、予定通りJRで。
ちょうど今日は、上り線ホームの拡幅工事をやっているのでした。

そして名古屋から新幹線に乗って帰って来たのでした。毎度ながら慌ただしい日帰り旅行です。

ところで新横浜から乗った東急線は急行渋谷行きでしたが相鉄の横浜ネイビーブルーでして……。
横浜ネイビーブルーに乗って自由が丘駅に着くの、解ってはいても中々慣れないもんです。