月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

谷山浩子猫森集会2011 Aプログラム

今年もこの季節がやってきました。谷山浩子猫森集会です。これが始まると、今年も秋がやってきたなという感じになります。例年、敬老の日と秋分の日の頃にこのコンサートはあるのですが、8日間(間の休演日も入れると10日間)を経る間に季節が夏から秋にチェンジするのが、例年の傾向となっています。なんか、今年もそうなりそうな予感がたっぷりですね。


さて,昨日と今日はAプログラムと言うことで、ベースの川村竜さんをゲストに、同じセットリストをやっていました。なので感想は2日分を1つに纏めて書いてしまいます。


とりあえず、セットリストを

01.恋するニワトリ
(MC1:ここで石井AQさん、川村竜さん登場)
02.風になれ〜みどりのために〜
(MC2)
03.時の少女
04.鬼こごめ
05.SORAMIMI〜空が耳を澄ましてる〜
(MC3)
[岩男潤子さんコーナー]
06.おひさま(岩男潤子Ver)
07.バタバタ
08.鳥籠姫
09.ここにいるよ
(MC4)
10.Beijing Duck's Screaming(川村竜さんオリジナル曲・ソロ演奏)
11.意味なしアリス
12.まっくら森の歌
(MC5)
[広い意味での少年シリーズ、かつ、たぶん結末がろくでもない]
13.冷たい水の中をきみと歩いていく
14.ガラスの巨人
15.電波塔の少年
(MC6)
[猫森集会10周年にちなんで]
16.猫の森には帰れない
(以下アンコール・MC7)
EN.Nanuk

川村竜さんは岩男潤子さんのプロデューサーにしてバンマスのベース奏者さん。体重105kgの巨体ですが、太っている言うより純粋に大きいという感じでした。いやその、あまりの大きさのために、1日目の私の席からは川村さんの影に浩子さんが隠れる「川村蝕」状態だったのは内緒です。

その川村さん、音楽に目覚めたきっかけが岩男潤子さんのアルバム「kimochi」だったそうで。「kimochi」のプロデューサーは言わずとしれた谷山浩子さんということもあってか、巨体に似合わず紳士で物腰柔らかい川村さんでありました。

川村さんのベースは、ウッドベース(コントラバスですな)なのもあって、音の深みが良かったです。谷山浩子さんのベースというと渡辺等さんの「不条理ベース」が標準ですが、渡辺等さんのような不条理さは余り感じませんでした。あるいみ、あんなに気持ち悪くない「鬼こごめ」は初めてだったかも(え?)


川村さん以外のところでは、やはり「電波塔の少年」がすごかったかしら。照明が踊り狂っていたし、AQさんはトランスしていたりと、楽しい状況でした。これを超える電波塔は、そうそう無いかもと思う感じです。



と、今年も猫森集会も楽しく始まりました。この後、どういう展開になるのか、本当に楽しみです。