月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

3月に読んだ本

先月に続き、ブクログに入れた読書記録をhtmlで出力してみます。
今月も雑誌ばっかりだし、読んだ冊数は減ってるし……

月猫本棚 - 2019年03月 (10作品)


将棋世界 2019年3月号
将棋世界 2019年3月号
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読了日:03月08日

イタリア 24の都市の物語 (光文社新書)
著者は美術史の池上先生。
元々はNHKのイタリア語講座テキストに書いた連載をまとめたもののようです。なので書かれているのは「歴史」でも「美術史」でもなく、「物語」という濃度で。
さらっと読むことができるのですが、イタリア史やイタリア美術史の基本知識が無い私には、どの時代の話をしているのか判らなくなることもありました。そういうことを気にしないで読めば良いのですが、気にしてしまう性格が良くないですね。
とはいえ、魅力的な都市が多くて……。これの日本版も作ってみたくなりましたわ。

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇 (中公新書)
地形編、ねぇ。前半は確かに東京の地形で面白い場所を取り上げてましたけど……。
後半は戦前のお屋敷を所有者の身分ごとに取り上げているだけで、それのどこが地形編なんで?せめて、屋敷のあった場所ごとに取り上げて、その地区の地形を説明しているのならともかく。結局のところ、戦前の屋敷は水道の普及で高台まで水が供給できるようになったから、高台の先端の展望の良さそうなところに林立したってことだけが、地形の話として読み取れたことでした……。
後半は気合で読み切りましたが、かったるかったわ。

日本列島の下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで (ブルーバックス)
日本列島の下にあるプレートを中心に、プレートが動くことによって起きる現象を説明した本です。「日本列島」とタイトルにあるけど、実質的にはプレートの沈み込みについての解説ですね。とはいえ、日本列島の近くにしかない3つの海溝がぶつかるポイントなど、日本列島を見るだけでプレートの沈み込みはほぼ説明できる、というのがポイントです。
地上の、火山や断層の多い場所、少ない場所にも、プレートが関わってるというのはなんとなくイメージしてましたが、この本の解説は判りやすかったです。

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3月に見た展覧会

まったくブログ駄文が書けてないのですが、毎月の振り返り記事だけ上げておきます。
ということで、3月に見た展覧会を一覧で。

  • 2019/03/02[○]インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史(埼玉県立近代美術館)
  • 2019/03/02[○]石川直樹 この星の光の地図を写す(東京オペラシティ アートギャラリー)
  • 2019/03/02[◎]子どものための建築と空間展(パナソニック 汐留ミュージアム)
  • 2019/03/09[○]横浜の野を駆けるー古代東国の馬と牧ー(横浜歴史博物館)
  • 2019/03/10[○]江戸の園芸熱 -浮世絵に見る庶民の草花愛-(たばこと塩の博物館)
  • 2019/03/10[○]ほとけをめぐる花の美術(根津美術館)
  • 2019/03/16岩船修三展(函館美術館)
  • 2019/03/16水辺のものがたり(函館美術館)
  • 2019/03/21[○]両陛下と文化交流(東京国立博物館)
  • 2019/03/21[○]小原古邨(太田記念美術館)
  • 2019/03/23[◎]生誕130年記念 奥村土牛(山種美術館)
  • 2019/03/23[○]岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟(東京都庭園美術館)
  • 2019/03/23[○]屏風をひらけば(神奈川県立歴史博物館)

13箇所って、全然見てないなぁ。いつもどおり、上位20%(2件)が◎、下位20%(2件)が無印です。
なお、◎は悩みましたな。正直突出してこれ、というのが無いのよね。

子どものための建築と空間展(パナソニック 汐留ミュージアム)
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子供向けの施設(学校など)の建築を紹介する展覧会。子供向けの施設は採光だったり段差を減らすことを考えているので、結果として生活しやすい空間が出来上がっているような。行ってみたい施設がいくつもありました。
生誕130年記念 奥村土牛(山種美術館)
山種を代表する画家の一人、奥村土牛さんの展覧会。山種の収蔵品だけでもかなりの数がありますが、今回は外部からも借りてきた大規模なものでした。
奥村土牛さんの作品は、パッと見た感じは淡い色彩が単調に続くだけのようですが、よく見ると濃淡の違いもあるのが分かります。今回撮影可能だった「吉野」も、写真だと水彩にしか見えないのですが、実物はピンクや白の色の違いがなかなかのテクニックだなと感じるのですよ