月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

2月に読んだ本

先月に続き、ブクログに入れた読書記録をhtmlで出力してみます。
やっぱり2月も、雑誌ばっかり……


月猫本棚 - 2019年02月 (12作品)


うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間
実際にうつ病になった人が、うつ病からのリハビリを兼ねて書いた本。実際になった人が書いたものだけあって、うつ病になるとどのような症状になるのか非常に良く判ります。
なるほど、ここまでの症状になるなら、私の症状はうつびょうではなく、うつっぽい、だ。
そして、2018年の名人戦で昇る落日を書いた先崎九段だけあって、文章も読みやすいですね。
うつ病が実際どのような症状なのか知りたい人は、この本から入るのが良さそうです。


カラー版 東京凸凹地形散歩 (平凡社新書)
東京都区内(一部多摩)の各地の地形を、標高差に注目して見ていく本。読みやすくて分かり易い。これは実際に地形を見に行きたくなる本ですね


宮脇俊三 電子全集9 『豪華列車はケープタウン行/スイス鉄道ものがたり/シベリア鉄道ものがたり/青函連絡船ものがたり/御殿場線ものがたり』
宮脇俊三さんの海外を題材にした作品のうち晩年のものと、「たくさんのふしぎ」の絵本として書かれた作品をセットにしたものです。
海外の題材の方は、宮脇さんの体力の衰えが見える気がして辛くなる部分もあります。
また絵本の方は黒岩保美さんの絵も含めて素晴らしいのですが、電子書籍化に伴って左綴じのレイアウトを無理やり右綴じでレイアウトしており、読みにくいのが残念です。作品は良いのですが……。


ゼロから理解する 気象と天気のしくみ: よくわかる! 気象現象・天気予報・温暖化のメカニズム
森田さんの名前で買ってしまったのですが、これは初心者向けお天気絵本でした。
天気のことは良く判らないという人は、一通り読むとお天気に関する雑学が身につきますよ、という感じですが、ある程度天気や気象について関心を持っている人には、物足りない内容になってます。
とはいえ、写真が多くて見ていて楽しい本でした。


長考力 1000手先を読む技術 (幻冬舎新書)
全然「力」とか「技術」とか説明してないじゃん、タイトル付けた人出てこい!、というのは置いておいて。
要するにこれは佐藤会長の将棋について考えていることをまとめた本ですが、流石天衣無縫の佐藤会長、考えていることも常識にとらわれないように思えました。

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ブクログが吐き出すhtmlが美しくないのだけど、秀丸マクロのhtmlタグ整形ツールでも作ろうかしら……

2月に見た展覧会

月末ですので*1、2月に見た展覧会をまとめておきます。
今月は19箇所となりました。いつもどおり、上位20%(3件)が◎、下位20%(3件)が無印です。

  • 2019/02/02[○] 明治150年記念 日本を変えた千の技術博(国立科学博物館)
  • 2019/02/09[○] フィリップス・コレクション展(三菱一号館美術館)
  • 2019/02/09 未来を担う美術家たち 21st DOMANI・明日展 文化庁新進芸術家海外研修制度の成果(国立新美術館)
  • 2019/02/09[◎] 顔真卿(東京国立博物館)
  • 2019/02/10[○] 温故礼讃 —百花繚乱・相国寺文化圏 II期(承天閣美術館)
  • 2019/02/10[○] 世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新にむけて(京都国立近代美術館)
  • 2019/02/10[○] 初公開!天皇の即位図(京都国立博物館)
  • 2019/02/10 斉白石(京都国立博物館)
  • 2019/02/11[○] タータン展 伝統と革新のデザイン(三鷹市美術ギャラリー)
  • 2019/02/11[◎] 奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド(東京都美術館)
  • 2019/02/16[○] 松江泰治 地名事典|gazetteer(広島市現代美術館)
  • 2019/02/17[○] 河鍋暁斎 その手に描けぬものなし(サントリー美術館)
  • 2019/02/23[○] 御製・御歌でたどる両陛下の30年(三の丸尚蔵館)
  • 2019/02/23[○] 温泉 ~江戸の湯めぐり~(国立公文書館)
  • 2019/02/23[○] あざみ野フォト・アニュアル 平成30年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展/暗くて明るいカメラーの部屋(横浜市民ギャラリーあざみ野)
  • 2019/02/23 あざみ野フォト・アニュアル 長島有里枝展 知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本(横浜市民ギャラリーあざみ野)
  • 2019/02/24[◎] 天皇陛下の御研究と皇居の生きものたち(国立科学博物館)
  • 2019/02/24[○] 砂丘に眠る弥生人—山口県土井ヶ浜遺跡の半世紀—(国立科学博物館)
  • 2019/02/24[○] 光悦と光琳—琳派の美(畠山記念館)

◎にした3件の感想は、こんな感じです。

顔真卿(東京国立博物館)
私が書の展覧会をお勧めにする時代が来るとは……。
書はわからないのでパスするつもりでしたが、台湾故宮でもめったに展示されることのない作品が1時間待ちになってるというのを聞いて、そんな珍しいものなら見に行こうかという単なるミーハーで行ったのですが、とても丁寧で判りやすい展示で「ねぇみんな書は難しいって言うんでしょ?わかりやすく教えるからついてきて!」という展覧会関係者の声が聞こえるようでした。
lunacat.yugiri.org
奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド(東京都美術館)
しまった。まだ後編の感想が書けてない……。
それはともかく、要するにこの展覧会、ノリとしてはロックフェスの江戸絵画版で、しかもステージに上がるアーティストが全て推し、といった感じでして。久しぶりの曲、じゃなかった、作品も多くて楽しめましたわ。

lunacat.yugiri.org

天皇陛下の御研究と皇居の生きものたち(国立科学博物館)

河鍋暁斎とどっちを◎に選ぼうか悩みましたが、あえてこちら。天皇陛下と言えばハゼであり皇居のタヌキですが、その研究の様子や成果が判りやすく展示されてました。
そういえば次の帝は珍しく研究対象が文系ですが、どこの博物館が研究を支援するのでしょうね?東博?歴博?

*1:などと言いながら、これを書いているのは3月上旬なのだが