月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

5月2度目の関西遠征(ただし日帰り)

普段、関西に遠征するのは月に1階程度にしようと思っているのですが、今日5月18日は大阪でのコンサートのチケットを取っていまして。
ならば仕方ないと今月2度目の関西遠征に出かけてきました。
なお、今月2度目ということもあって費用節約のために日帰り弾丸ツアーでございます。

まずは新横浜を7時半ごろに出る新幹線で京都に向かいます。
普段ですと新横浜9時発の新幹線に乗ることが多いのですが、どういうわけだか日の出とともに目が覚めてしまったので早めに家を出たのでした。

運よく富士山川の窓側席を取ることが出来たので、富士山も良く見えました。

京都駅に9時半前に到着して、東海道線を膳所まで戻って京阪の路面電車に乗り

やって来たのは大津市歴史博物館。ここで源氏物語関係の展示を見ます。

常設展示室の一部でやるのなら大したことなかろうと思っていて当初は見る予定ではなかったのですが、早起きした効果で時間に余裕が出来てやって来たのでした。
なんですが、石山寺や比叡山や近くの寺から源氏物語関係のものや平安時代の仏像などを借りてきて大量展示してまして……。なかなか濃ゆい展示でございました。

ところで大津市歴史博物館は高台にあるので、琵琶湖が良く見えるんですよね。

あとこちらは、大津市歴史博物館への道の途中で見かけた飛び出し坊やさん。

信号機設置費用が不足する中、信号機がなくても横断歩道で減速してもらうための方策として設置されたという嘘歴史を思いついてしまったので、今後広げてみようかと……(やめなさい)。

大津市歴史博物館からは1kmほど歩いてJR湖西線の大津京駅へ。

JRを山科で降りて地下鉄に乗り換えて、次に向かったのは京都文化博物館です。
こちらでは、松尾大社に関する展覧会をやっていました。

松尾大社と言えばお酒の神様ですねぇ、ということで、お酒のビジュアルが幾つか撮影可能でした。


展覧会では松尾大社がどのように崇敬されていたかと、時の政権との関わりなとが展示されてました。ですが松尾大社に行ったことのない(ゑ?)ので、理解できない点もあって。
ついつい洛中洛外図の東山の方を見たり、徳川将軍の朱印の変遷を見たりと、枝ばかり見ておりました。
とりあえず、徳川の朱印は家綱あたりから今の実印よりも読みやすい書体になるなぁと(本当に本題から外れた気づきしかしとらんな、この人)

京都文化博物館を出て、大阪に向かうために阪急烏丸駅に向かいます。
途中の錦小路。若冲推しの垂れ幕とかそういえば新調したのでしたっけ。

阪急烏丸駅からは阪急と堺筋線を乗り継いで、難波の高島屋史料館へ。
こちらでは、高島屋と竹内栖鳳の関わりについての展示をやっていました。

展示は後期だったのですが、お気に入りの「世界三景雪月花 ベニスの月」の下絵は前期に展示していたそうで……。
展覧会に気づくのが遅れて失敗しましたわ。

高島屋史料館を見たところですでに15時30分過ぎになっていましたので、今日の展覧会巡りはここで終了。
この後は喫茶店で時間をつぶしてから心斎橋に移動して。

心斎橋パルコの14階にある心斎橋大丸劇場改めスペース14で遊佐未森さんの春のコンサート「Cafe mimo」にやって来ました。

Cafe mimoは例年、東京青山の草月ホールで見ることが多いのですが、草月ホールはゲストが谷山浩子さんだったせいで谷山浩子ファンの勢いに押し出されてチケットをご用意できず……。
そうしたら大阪ではtico moonの吉野友加さんがゲスト(正確には遊佐未森さんと吉野友加さんのユニットであるwasambonがゲスト)と言われて、それなら大阪まで行ってしまえとなりまして。
いやその、吉野友加さんのアイリッシュ・ハープの音が好きなんですよ。

今回は「僕の森」をハープとピアノだけで歌っていましたが、ハープは独特の空気感がありますね。
なんか大昔、野音でのコンサートを思い出しましたわ。


これで5月2度目の関西遠征は終了。この後は地下鉄で新大阪駅に出て、新幹線で帰ってきたのでした。


(おまけ)
帰りの新幹線を新横浜で降りて東急新横浜線に乗ったところ、列車の中にこんなつり革が。

そうにゃんのつり革、初めて見ましたわ。