月末の恒例で、今月見た展覧会を一覧で上げておきます。
- 1102[○]酒井抱一 江戸情緒の精華(大和文華館)
- 1102語り継ぐココロとコトバ 大古事記展-五感で味わう、愛と創造の物語-(奈良県立美術館)
- 1102[◎]第66回 正倉院展(奈良国立博物館)
- 1103[○]人思い、人想う(ホキ美術館)
- 1108[○]フェルディナント・ホドラー展(国立西洋美術館)
- 1115[○]美少女の美術史(静岡県立美術館)
- 1115[○]国宝・久能山東照宮展 家康と静岡ゆかりの名宝(静岡市美術館)
- 1116[○]輝ける金と銀-琳派から加山又造まで-(山種美術館)
- 1122[○]三井寺と大津町の仏像(大津市歴史博物館)
- 1122二楽荘と大谷探検隊-シルクロード研究の原点と隊員のたちの想い-(龍谷ミュージアム)
- 1123[○]IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器(大阪市立東洋陶磁美術館)
- 1123[○]うた・ものがたりのデザイン(大阪市立美術館)
- 1123[○]開館60周年特別展(藤田美術館)
- 1124[◎]醍醐寺(松涛美術館)
- 1124[○]東京駅開業百年記念 スペシャル・オープン・ウィーク(東京ステーションギャラリー)
- 1129[○]品川から世界へ サムライ海を渡る-幕末明治の日本と外交使節団-(品川歴史館)
- 1129[○]アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる(東京都庭園美術館)
- 1129[○]内藤礼 信の感情(東京都庭園美術館)
- 1129[◎]日本国宝展(東京国立博物館)
なんとなく、東京よりも関西方面の展覧会に多く行っているような気が……。
ということで、展覧会としては11月恒例の正倉院展、そして先月に引き続きの日本国宝展が鉄壁で、そこに松涛美術館の醍醐寺展が割って入る、というような感じです。
松涛美術館の醍醐寺展。醍醐寺に関する展覧会は夏に奈良国立博物館で見てますが、その時は今一つピンとこなかったのに、松涛美術館に巡回したとたんに◎というのも変な話ですが、松涛美術館でやるために量が絞り込まれていたのと、あと、空間の使い方が素敵だったのもあるかと。地下の展示室では過去現在絵因果経が長々と展示されていたり、2階の展示室は壁面がすべて屏風で覆われていたり。あの屏風で覆われた壁を松涛名物のソファに腰かけながら見るのは、なかなか良い感じでしたわ。