今日の美術館巡検は、江戸東京博物館→新橋停車場→パナソニック汐留→国立新美術館→ニューオータニ美術館の5箇所。小ぶりの美術館ばかりとはいえ、5箇所はちょっとしんどいですね。
江戸東京博物館は、特別展の大浮世絵展は昨日見ているので今日は常設展の企画展示だけ。広重の東海道五十三次を日本橋から順に京都まで、というと数年前のサントリーを思い出しますな。広重の手の表現に関する指摘が解説に多かったような気がするのは、気のせいでしょうかねぇ。
旧新橋停車場では、全国の国分寺の瓦を集めた展覧会。この空間でほぼ鉄道や旅行に無関係な展示をすることは(現代美術を除くと)ほぼ皆無なので、かなり珍しいです。なんとJR東日本初代社長(その前は運輸事務次官)の住田正二さんの父親が集めたコレクションだそうで、すごい繋がりだなぁと。
パナソニック汐留での南部鉄瓶の展示は、章ごとに照明が違ってて、歴史的な鉄瓶の浮かび上がるような照明から、現在の鉄瓶の開放的で明るい照明に切り替わるところが印象的でしたわ。しかしピンクの鉄瓶かぁ……。欲しいような、もう少し薄いピンクがいいような……
国立新美術館のDOMANIは、今年は引っかかってくる作品が全くなかったので評価不能でして。それにしても、建築のコーナーはテーマにそって展示する人、自分の建築作品の写真を紹介する人、半ば本投げている人が混ざり合ってて、あれはカオスでしたね……。
ニューオータニ美術館の新春展。この春で閉館という噂もあるので急遽スケジュールに組み込みまして。橋本関雪の描く鳥(カワセミ?)とか、ローランサンとかいい物に再会出来て良かったですよ。またなんか、まとめて見る機会があるといいのですが……
ということで、twitterに書いたものをそのまま貼り付けて終わりにする駄文、手を抜き過ぎでございます……