谷山浩子コンサート＠大阪フェニックスホール

大阪のザ・フェニックスホールで行われた谷山浩子さんのソロライブツアーファイナルに行ってきました。
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毎年、ソロライブツアーは初日が京都、最終日が大阪という感じになっていて、今年も大阪が最後。会場がザ・フェニックスホールなのも例年通りです。

この会場、本来はクラシックの室内楽のコンサートに使うことの多いホールですので音響が良くて、今回もピアノの音はスピーカーを通さずにそのまま響かせていた気がします。
ちなみにお衣装も、黒のジャケットに濃いめな緑の長めなスカートで、何となく発表会のような衣装でした。これもクラシックのホールに合わせたのかしら？

とりあえず、セットリストをあげておきますね

[第1部]
01. 冷たい水の中をきみと歩いていく
02. 空からマリカが
03. クルル・カリル
04. 空の駅
05. パラソル天動説
06. DOLL HOUSE(リクエスト)
07. 骨の駅(リクエスト)
08. キャンディーヌ(リクエスト)
09. 鳥籠姫(リクエスト)
[第2部]
10. 無限マトリョーシカ
11. 人がたくさんいる
12. タイタニア恋をしよう
13. 満月ポトフー
14. アトカタモナイノ国
15. 電波塔の少年
16. さよならDINO
[アンコール]
17. 終電座(大阪Ver.)
[W.アンコール]
18. 公爵夫人の子守唄
19. 空飛ぶ橇Ⅱ

今回のテーマは、「ありのままの自分」ということで？、我ながら(作曲が)よく出来たと思う曲から選んだそうで、「驚くべきことに代表曲がない」とか。元々は今年のラストとなる来週の江東でやろうと思いついた企画だったものの、制作の人に止められた(江東区のコンサートは江東区も絡んでますので……)とかで大阪で実現してしまえと、そんな展開です。

ちなみに、1曲目の「冷たい水の中を君と歩いていく」辺りが一番古い曲になるそうです。これについては「若い頃は自分の好きな曲ばかり作ることが出来なかった」と説明してました。私はてっきり、冷たい水の…の頃から曲を先に作るようになったので、作曲が気に入った曲が増えているんじゃないかと思ったのですが、どうなんでしょうね？

リクエストコーナーは「大阪だから(じゃんけんは)勝ち残りで良いですよね」と問答無用w。そして鳥籠姫やキャンディーヌなどの人気のある曲が選ばれますが、これらはマイベスト30曲には含まれてないとか。勿論、キャンディーヌは詩のベストを選べばかなり上位なようですが、作曲のベストではないということで。作曲のベスト30って実はかなり狭き門な気がしてきました……。

そういえば、リクエストで選ばれた「骨の駅」は、仙山線の途中駅が元になっているとか。一体何処なんでしょうね？面白山高原駅とかでしょうか……。

第1部と第2部の間の休憩時間では、代表曲が無いもの悪いからと言わんばかりに、代表曲のサビのメドレーw。

カントリーガール
ねこの森には帰れない
恋するニワトリ
しっぽのきもち
川のほとりに
まっくら森の歌
てんぷら☆さんらいず
麦の歌

と一気にやってしまいます。
最後の曲は代表曲ではありませんが、ソロコンサートで朝の連続テレビ小説の主題歌を歌うのは半ば定番行事ですので……。

そしてその後に続けて、「各地のツアーのなかで少しずつ作った」という「麦の歌」の替え歌「麦じゃない」も披露して(笑)。
この曲、翼を持った麦は果たして麦なのか麦じゃないのか、という哲学的テーマを扱った深淵な歌でした……(ゑ？)

第2部は最初の「無限マトリョーシカ」を除いて引き続きの「シェフのお気に入り」(本人談)です。
「人がたくさんいる」は元からテンポの速い曲ですが、今日の演奏は一層速かった気がします。気のせいかしら？
また後半の3曲は極力人気曲を集めたそうで、「アトカタノナイノ国」「電波塔の少年」は歌詞もきにいっているそうです。確かにこの2曲はコンサートでも選ばれることが多いですもんねぇ。

アンコールは、この会場の恒例、オープン・ザ・カーテン！
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(既にカーテンを下してますが、こんな感じで外からもホールが見えます)