さて，今日は何故か招待券があったBunkamuraのレンピッカ展を見に行くことにしていましたので，どうしたって都区内をうろうろするような感じになります．問題は、渋谷に行く前にどの展覧会を見るか，どの桜を見るかということになりますが，そのあたりは，のりで決めていくことになっていきます．
そんなわけで，まず最初に来たのは先週も訪れた東京国立博物館．丁度桜がよく咲いている時期だろうと思って行ってみたわけ．ただし人との待ち合わせがあったため，40分間一本勝負となってしまい，結局庭園を一周して桜を撮影して終わってしまった(笑)．満開にはまだ1週間ほど早かった感じです．
そして次の目的地は皇居東御苑．ま，そんなに広くないので何本か桜を見ることができれば……と思って入ったら，二ノ丸はともかく本丸がとんでもないことになっていました．養生中のため立入禁止となっている芝生の奥に満開の桜があったり，桜を撮影してちょっと振り向くと次の桜があったりと，撮影を休ませてくれません．しかもご丁寧に光線の具合が良いときた．そんなに広い所ではないから対して時間は掛からないという思いとは裏腹に結構時間を使ったなぁ．
皇居東御苑を出たあとは，北の丸公園を北上して九段下駅へ．千鳥ヶ淵の桜はまだ3分咲き程度のようです．九段下からは半蔵門線で渋谷へ向かいます．
渋谷からは桜花追っかけモードから美術館モードに再び切り替えてと．まずは，たばこと塩の博物館．煙草には縁がないので近寄ったことのない博物館でしたので，思いっきり道に迷いました．渋谷東武ホテルの向かいと判っていれば，迷うはずもない場所なのですが……．
ここでは，岩合さんの写真展をやっていたので来た次第．写真は素晴らしかったけど，三越でやっていた猫の写真展と比較すると，今ひとつパンチに欠ける感じでした．
んで，たばこと塩の博物館の後は，東急ハンズに寄った上でBunkamuraへ．レンピッカ展を見てみます．正直なところ，レンピッカに興味があるわけではないのですが，手元に招待券が有ったから来たという適当でございます．正直，エナメルな感じの絵は得意ではないですし……と思ったけど，1枚，良いなと思う絵がございました．知らない作家さんでも食わず嫌いは良くないという実例です．
そして最後，渋谷を出て向かったのは六本木，サントリー美術館です．まずは美術館内のカフェで糖分を補給してから足を踏み入れたのは「和のガラス」展．ま，サントリーのガラスに関するコレクションが凄いのは，以前薩摩切り子を見た際に判ってはいましたが，今回も凄かった．一寸体力がない中を見たのでちゃんと覚えてないのが最大の失敗．もう一回見に行かないといけませんね．
それにしても，風鈴を沢山つるしたインスタレーション，何か良かったな……．
と，何かまとまりのない巡検でしたが，気づいてみたら25000歩．おかげさまで翌日はちゃんと動けなかった……．ちゃんと翌日まで考えて行動は組み立てないといけませんね．
