マリア様がみてる ―特別でないただの一日 (コバルト文庫)を昨日買いましたので,読みました.とりあえず,感想などを.
いよいよ,ついに,ここまで来ました.祥子様が低血圧の余り血迷った行動をとってから1年,再びの学園祭ですね.しかし,その文化祭をただの通過点にしてしまう作者様,早速読者の考えの裏をかいてます.んで裏をかいて学園祭はクライマックスでもなんでもなくなったところで,「あなた、妹を作りなさい」とレイニーブルーにも匹敵する,続きが気になって仕方ないじゃないか〜的終わり方ときたもんだ.
祐巳ちゃんの妹は,瞳子ちゃんが20ヤードほどゲインした感じですが,それは可南子が15ヤードほど辞退したという事情が大きいと思います.可南子問題がまっさか妹問題と関係なしに解決するとは思ってなかったからなぁ.一方瞳子ちゃんとの関係は余り変化がないように思えますけど,乃梨子ちゃんが瞳子ちゃんの危機を伝える相手が祥子様ではなく祐巳ちゃんだったり,瞳子ちゃんから祐巳ちゃんをクラスに誘ったりと,気になるところが何カ所も.あとは祐巳ちゃんが瞳子ちゃんの気持ちを意識するようになれば…….無意識のうちに気付く,ところまでは今回来たように思えますので…….
しかしさ,由乃ちゃんの妹問題はどうする気なんだ?.可南子と由乃という組み合わせに期待しているのですが(ええ,祐瞳のきもちの裏返しですって(^^;;)),由乃ちゃんと1年生との絡みが無いですからねぇ…….それと,志摩子さんと乃梨子ちゃんをもうちょっと出してあげて欲しいなぁ.それからそれから,志摩子さんの浴衣姿,蔦子さんに撮影させるだけじゃなくて,読者にも見せてください(@@;;)\(--;;)バキ.