月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

今日は赤穂浪士の日なので……

どうも忠臣蔵は、浅野さんがTPOを弁えないために、家臣は暴走しないといけなかったし吉良さんは(殺されたのに)末代までせけんから後ろ指を指されるという、誰も得をしない悲しい物語、というイメージなんですけど、人気があるんですよね……。


それはともかく、忠臣蔵を題材にした美術作品の中で、一番好きなのがこれ。

歌川国芳忠臣蔵十一段目夜討ち之図」。いよいよ吉良邸に討ち入りに入る場面ですが、描かれているのは吉良邸ならぬ、インドネシアのバタビア(今のジャカルタ。)の邸宅(の絵を元に描いた)。こういう楽しいことをするのが国芳さんの良いところです。


しかし、このインドネシアの話を何処で聞いたんだろ?。太田記念美術館でやっていた国芳展で、この話が紹介されているのは覚えているのですが、その前から知っていたはずなんだよね……。