このタイトルが意味するものはこの駄文ブログでは一つだけ。そう、毎度恒例、田村ゆかりさんのニューシングルを発売日前に買ってきたわけです。
ということで、25枚目のシングルになります。
シングルというか、アルバムも含めてのCDリリースは2月の「秘密の扉から会いにきて」以来となるので10か月ぶりとなります。
収録されている曲については姫の口から「切ない曲、切ない曲、切ない曲、切ない曲」と説明されてまして、私の全面合意ですが、とりあえず、自分が聴いてみての感想を書いてみます。
あのね Love me Do
タイトルナンバーにして1曲目、アップテンポで明るい曲調です。が、歌詞の内容は完璧な片想い。これは、好きになった直後、あなた以外何も見えない、という時期の曲で、切ない曲ですわ。
私は片想いの曲とかシチュエーションが本当に好きで、おかげで人生始まって以来、一度も両思いになったことが無いわけですが(そんなことは置いておいて)、この曲も片思い好きのツボにぐいぐい嵌っていきますね。
特にね、片想いであなたしか見えない、という描写だけじゃなくて
「あのね でもね ふたりもこわい あのね かもね ひとりよがり」
という歌詞が良いです。
私の片想い曲の原点、谷山浩子さんの「ボクハ・キミガ・スキ」の冒頭の歌詞、
「スキという気持ちはただのワガママ」
というのを思い出しますわ。
エキセントリック・ラヴァー
巻き舌ロックに見せかけて、歌詞は片想いソングとも取れるし、全王国民に対する挑戦状とも取れるという。
「笑う笑うドール みんなのアイドル」「本当のわたしをみつめて キミのその眼で」
ですからね。
「散々褒めといて 他の娘にも言って なんにも知らないと思ってる?」
なんて辺りの、相手が気づいてない感じも片想いに拍車がかかって切ないですわ。
まだ好きでいさせて
あーその、両思いだったのに相手だけ心が離れてしまったのか、両思いだと思ってたのはただの勘違いだったのか、恋の終わる直前の状況が切ないじゃないですか、松井五郎さん!