10月14日にリニューアルオープンした、東博の考古展示室を見てきました。
東博の平成館は昨年度にリニューアルをしてましたが、2階の特別展示室は4月の超10ギガ鳥獣戯画展からオープンしていたのに、そこから更に半年を経てのオープンです。
ということで、本館から平成館への連絡通路を通って、さっそく行ってみましょう。
って、本館の連絡通路からアピールが激しかったりしますね。
考古展示室の入口に到着しました。
入口に解説看板が増設されていて、冒頭からおもてなしする気満々です。
入口を入ると、まずは番頭さんがお出迎え!
(番頭じゃなくて国宝ですから)
展示室は、壁沿いは時代の展示で、内側にテーマ展示、というのは従来と同じです。
なんか説明のボードもよくなったねぇ。
今回の改修で、展示室はかなりすっきりしました。
ワンフロア!
土偶の皆様もいいですね。
写真を見て思いましたが、全くガラスが目立ちませんね。今回のリニューアルで、展示ケースのガラスやフィルムを良くしたようです。
正倉院にもあるペルシャのガラス~
リニューアル前は壁の中の小さなスペースにありましたが、今回は広い空間で四方から見ることが出来ます。
埴輪のお立ち台も、以前より広くなりました。
といいますか、顔認証しなくてもいいですから……>iPhone
埴輪の生き物大集合!。可愛い。
時代も平安以降になると、瓦やコインも展示物に。
今回のリニューアルで、同じ種類のものを並べて展示して、時代や地域の違いを見せようとするのが増えた気がします。
瓦に書いたお経に、出土した仏様。ありがたや。
多分最大の展示物。
って、埋まってたんですか?これ?
という感じで、展示室の面積は変わらないのに、とても広くなったように感じました。ちょっとリニューアルすると、建物を建て替えなくても印象がガラッと変わるのが東博の凄いところですね。
ぜひこの勢いで、次は本館2階の手直しを11年ぶりにやってくれないかしら?*1展示ケースのガラスとフィルムの取り換えだけでもいいですので……(その前に、法隆寺宝物館のリニューアルを終わらせるほうが先ですって)