月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

ローランサンと江戸絵画と幕張の新駅

4月2日、日曜日。
今日は当初計画では京都まで花見に以降かとも思っていたのですが、朝から曇っていて花見をする感じでは無かったので都内の美術館巡りに予定を変更しました。

まず最初に向かったのは、閉館した東急百貨店本店の隣にあるBunkamura。

そういえば、このバス停は名称を変更するのでしょうかね?


渋谷Bunkamuraでやっていたのは「マリーローランサンとモード」という展覧会。タイトルにはローランサンしか出てきませんが、内容的にはローランサンとシャネルでした。
自分としてはローランサンの絵の変遷(ふわっとした絵が、後半になると少しはっきりとしてくる)も見て取れて、良かったですが、ローランサンとモードの両軸の展示なので、片方だけに興味がある方には物足りない展示である可能性も高いかも、とは思いました。





渋谷の次は府中市へ。
府中の森公園は桜の名所ですが、やはり染井吉野さんは終わってますね。




仕方がないので少しでも桜の気分を盛り上げようと……(なんか違う)

いや別に桜ソフトを食べに府中まで来たわけでなく、目的は府中市美術館の毎年恒例、春の江戸絵画です。

府中市美術館の毎年恒例、春の江戸絵画ですが、今回はお絵かき教室と題して江戸絵画の画題や画材などを見ていく構成になっています。
タイトルとしては江戸絵画を真似て絵を描いて見ようなのですが、ちゃんと江戸絵画の見方が分かる展示になっております。そういう意味でとても真面目な展覧会です。

まぁ、そこは府中市美の春の江戸絵画、真面目と言いながらどこかでふざけるわけで、表装張り替え中の若冲を展示したり、最初は応挙の仔犬をお手本に絵を描いて見ようと言いながら、最後には手本は要らないと言いながら上様(徳川家光)の絵を出すとか、いつもながらの傍若無人ぶりでした。

なお上様の作品は、後期にあの兎が出るそうで……(また見に行かなければ)


今日の美術館巡りは渋谷と府中で終わりにして、個々からは鉄分の補給に切り替えます。
青春18きっぷが(土日が3日しかないのに)3日分余っているので、気になっている少し遠い場所に行くことにします。


ということで、やってきましたのは京葉線幕張豊砂駅。最近の駅は幕屋根で明るくて良いですね。

下り線ホームは実質的には京葉車庫見学ホームですな。




駅舎とかデザインも新しい駅らしく小洒落てますな。

駅名が背景の壁の色と同化しているのは、ちょっとどうかと思いますが。


この後はイオンモールの中を通過して海浜幕張駅まで歩いたのですが、幕張豊砂~海浜幕張で3kmほど歩いていたらしいです……。
流石巨大なイオンモールだわ。