Bunkamuraでやっているだまし絵展に行ってきました.
それにしても,久しぶりの渋谷という街は人が多いですわ…….そのせいか展覧会も混んでいて,7月24日以降は連日21時まで営業だそうです.それは良いのですが,展示慣れしてない人も多いようで,絵に触れそうなくらい指を前に出している人がいたりするのが何とも…….
展覧会の構成は,
という感じですが,だまし絵といっても範囲は広く,絵で額縁を描いているようなものも含まれています.ま,だまし絵を英訳してトリックアートというと,確かに若干範囲が広がります.
なんとなくですが,写真が登場する前は写実的に描くこと自体にトリックが入る要素があるのかもしれません.
そうそう,展示している中にあった河鍋暁斎の閻魔と地獄大夫図,見たことがあるなーと思ったのですが,ブライスコレクションにあったのね.これなんか別に何もだまして無くて,絵の中に鏡があって,そこに写っているのがトリックだと,そういうことです.
あとマグリットとかエッシャーとか,見たことのある絵の本物が多数あって堪能できました.美術鑑賞の初心者(私も含む)にちょうど良い展覧会,といえるかもしれません.
追記:
久しぶりの渋谷だったので,岡本太郎さんに対面してきました.
やはり力あるなぁ…….