月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

国立能楽堂の其一さん

昨日の日曜日,国立能楽堂で「細見コレクション 琳派に見る能」を見てきました.
普段能を見ることはないので国立能楽堂がどこにあるのか判ってなかったのですが,行ってみるとそこは定点観測ポイント新宿御苑のすぐ近く.知っているところの近所はだいたい判る,なんて思ってはいけないって事ですね.

ということで国立能楽堂の展示室で開かれているこの展覧会.タイトルの通り細見美術館の作品で構成されています.って,よくよく考えてみると細見美術館は名古屋の高島屋で展覧会を開催中(今日11日で終了)のはず,名古屋に100点程度は出展されているのにまだ貸し出す余裕があるとは,一体どれだけ作品をお持ちなのか…….

ということで,能に関連する作品を展示しているわけですが,能,そのものを描いた作品というのはそんなに数がないようで,能の作品の舞台になった内容を書いたものが多いです.といっても,能が判らない私,作品の舞台の方もちゃんとは判っておりませぬ…….ということで純粋に絵画として作品を見るわけです.

展示室の半分くらいは鈴木其一さんの作品でしたが,やっぱり其一さんは好みです.「旭日・高砂図」が其一さんらしい線の描き方で,何か良かったです(と,手抜きな感想).


入場は無料ですし,2月21日まで開かれているので,新宿御苑に行ったついでに,もう一度くらい寄ってみようと思います.