月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

朝香宮邸の公開に行ってきた

さて、11日の日曜日ですが目黒の東京都庭園美術館に行ってきました。
美術館に行ったと言っても今日は展覧会をやっているわけではありません。今回の展示物は庭園美術館の建物そのものです。


庭園美術館の建物は戦前は朝香宮邸という、皇族のお屋敷。しかも建築した頃の最先端のモードを取り入れて建てたら、どこもかしこもアールデコな建物になってしまったと。なので大体年に1回、建物自体を展示物にした展覧会が開かれるわけです。重要なのは、普段は作品の展示室となっているため写真撮影禁止となっている建物内部が、このときばかりは(立ち止まると危ない所など)一部を除き撮影可能となることです。

それでは、適当に撮影した写真を貼り付けますです。



まずは大客室から、暖炉の上にあった彫刻と、入口の扉。扉の文様がもうアールデコしちゃってます。好き好きっ。


続いては半円形の壁が特徴の大食堂、と行きたいところですが、この部屋は人気が高くて人の顔が写ってない写真が無くて……。11日の駄文の所に昔撮影した差異の写真を貼り付けてありますが、実によい感じの部屋です。



これは確か、宮様の書斎だったと思います。こんな感じの部屋で読書をしたり駄文を書いたり、というのはやってみたいもんです。



姫宮様のお部屋。窓の下の所を拡大してみると、こんなパターンもアンティークな感じを引き立てています。



最後に、階段の装飾と玄関の装飾。玄関の装飾は如何にもラリックって感じですが、貰ったパンフレットを見るとルネ・ラリックが作者ですね……。この舘には、結構ラリックが作ったものが有るようです。


と、いざ写真を選択してみると、人が多かったせいか如何にもアールヌーボーな感じがするデザインのものは、余り撮影してなかったみたいです。装飾については又今度公開されたときに、もう少し念入りに確認をする必要がありそうです。