さいたまスーパーアリーナで開かれた、松田聖子さんのコンサートに行ってきました。
えっと、月猫さんが松田聖子さんが好きだったなんて聞いたことがないぞと思った方、正解です。別にファンというわけではないですが、今回はコンサートに行ってみようと思ったわけです。なんで行って見る気になったというと、うちの姫、田村ゆかりさんが関係するわけで……。
姫君は「クリーミー・マミ可愛いな、クリーミー・マミ可愛いな、聖子ちゃん良いな、クリーミー・マミ……(以下略)」という思いが元々あって、アイドルを目指したという経歴の方。なので松田聖子さんは姫の大先輩というか憧れの方になるわけです。また、アイドル声優と呼ばれる方々を見るにつけ、ほんまもんのアイドルとはどんなものなのかを確認しておきたいと思うようになりまして……
ま、要するにアイドルの松田聖子さんとはどのような方なのか、自分の眼で見たくなったわけです、はい。
ということで、コンサートを見てきましたが、いや、凄かった。何が凄いって、今までに見てきたコンサートのフォーマットが全部詰め込まれているようなそんな感じ。それなのに破綻がないのが凄いです。ま、基本的には中島みゆきがアイドル用のステージで歌っているような感じなのですが……(無茶苦茶な表現)
- ステージ
- これはアイドルっぽいもの。つまりうちの姫のコンサートでも見かける、上下2段で後ろにスクリーンというものでした。
- トーク
- これは中島みゆきさんによく似ていて、真面目なところはとても真面目だけれども、笑いの方に持って行くところの方が多めという構成。スピード感のあるトークで笑いに持って行くところも,みゆきさんに似ておりました。なるほど、CMで松田聖子さんと中島みゆきさんの共演が成立するわけで。
- バックミュージシャン
- ドラムス、ベース、ギター、ギター、キーボード、サックスの6名構成。サックスは田村ゆかりさんのコンサートでもお馴染み、竹上良成さん。知っている方がステージにいると、少し安心です(何が?)
- 客のコール
- コールがあるのね。基本は手拍子ですけど、振りコピもあったりして。なるほどこういうのの積み重ねで、今の振りコピやPPPHなどを多用するコンサートが出来上がったのかと妙に納得。
- リクエストコーナー
- などというものが存在しました。さいたまスーパーアリーナでそれやりますか?(汗)。リクエストは、予め曲を書いた横断幕を作って持ち込んでいる人がそれを拡げるという方法で募り、その中から聖子さんが選ぶというもの。谷山浩子さんのように厳密な(?)ルールの下に曲が選ばれるわけではないので、若干のコントロールは可能でしょうが、大変なコーナーです。曲によってはメンバー全員が演奏となって、こうなるとメンバーの曲調判断能力が試されるわけです。
と、こんな感じで、過去の色んな方のステージを思い出しながら見てしまいましたわ。それにしても、声は昔と変わらない、ステージの上を走り回れると、アイドルは日々鍛えているアスリートでないと、なることの出来ないものではないかと思わず思ってしまうのでした。この点は、うちの姫君もそうなので、本当に尊敬します。