月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

土日の関西巡検より(土曜日編)

この土日は、土曜日に神戸で田村ゆかりさんのファンクラブ限定ライブがあったので、それに引っかけて京都大阪兵庫の展覧会にお邪魔してきました。
本当はコンサートの内容を速く書きたいところですが*1、来週も横浜でほぼ同内容のライブがある以上、ネタバレ防止の観点から書くことは出来ません。ということで、展覧会のことを簡単に、まずは土曜日の分だけでも更新しておきます。


その土曜日ですが、最初予約していた新幹線は8時に東京を出るもの、しかし早起きが出来たので40分早い列車に変更しました。40分の余裕のせいで、結構行き当たりばったりになりました。

最初に行ったのは細見美術館京都国立博物館が所蔵する、皇族のお召し物の展覧会をやっていました。秩父宮さまが結婚をされた際の衣装とか、そういったものが展示されていました。正直、細見美術館の広さに対して衣装が大きすぎる、いや逆だ、衣装に対して細見美術館の展示スペースが小さすぎて、余り点数が入らない。ということで、あっさりと見終わってしまったような。
あと、およーふくは断然洋物のほうが好きなのですが、今回は和物だけ。そりゃ、十二単も好きですけど、やっぱりローブ・デコルテとかのほうが乙女心にはときめくんですっ(って、あんた男性……)

その次は、せっかく細見まで着たんだからと京都市美術館に向かったところフェルメールは20分待ち。すぐに断念して隣の京都国立近代美術館に入ります。
ここは北村武資という方の織物の展覧会をやっていました。いや、織物にはそんなに興味はないのですが、ワンフロア全部を使って、これでもかという数の織物を見せられると、流石に興味も出てきます。そもそも、染織でも型押しでもないの無いのに、こんな細かい模様を織り上げちゃうんだ、というところでびっくりしながら見ていました。いや、凄いもんです。

というところでいったんお昼ご飯。手抜きですが京都国立近代美術館の中にあるレストランで。ここは値段も余り高くないし、使えますね。

と、食事も済んだところで3カ所目は京都文化博物館。昨年千葉市美術館で見たギッターコレクション展をもう一度見ます。一番のお目当ては鈴木其一の蓬莱山図、だったのですが、展示替えのため今は展示されて無く……。千葉市美術館の時に展示替えがなかったので、完全に盲点でした……。
ということで、ショックのあまり余りきちんと見ず……。でも芦雪さんは素敵でした。

と、この時点で残り時間は1時間程度。ということで手軽に行ける京都駅内の美術館「えき」KYOTOへ。荻須高徳展というのをやっていました。正直絵のタイプは好みではないのですが、最後のほうにあった人物画が、割合良かったように思います。普段人物画を気に入ることが滅多にないので、これは珍しいです。


というところで14時過ぎ。コンサート前にホテルにチェックインしておきたかったので、この日の美術館巡りはこれでお終いです。こんな日の高い時間にお終いになることは滅多にないので、一寸新鮮です。



ということで、日曜の分については、明日にでも書き出してみたいと思います。

*1:何しろ、「レポを書くまでがコンサート」ですから