月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

今日は近場をウロウロと

今日は丸の内の丸善ギャラリーで川瀬巴水逓信総合博物館で宮廷衣装の美、その後少し皇居に寄ったあとに東博で江戸時代の地図、故宮展と見て回りました。東京と上野と近場ばかりでしたけど、どれも良かったです。
(と言いつつ、明日は朝から福岡に飛ぶので、とりあえず簡単に感想を……)


まず最初は丸善ギャラリーの川瀬巴水木版画展。ギャラリーですから当然ですが、値札が付いているのが新鮮で(ギャラリー慣れしてない)。だいたい30万円から50万円なのか……買いたいなと思っても買えません。というか、値札が付いているせいで値段しか見てないのでは?私……

逓信総合博物館(ていぱーく)の宮廷衣装の美。正直この博物館は無理矢理切手を絡めて訳の判らない展示にしてしまうと思っているので期待していなかったのですが、今回は十二単や内親王の装束が沢山あって楽しめました。切手もありましたけど、邪魔にならなかったし。
ちなみに逓信総合博物館、3月3日からは「東海道」展だそうで。江戸時代の錦絵とか地図とかも出てきそうで、これも楽しみです。

逓信総合博物館のあとは、皇居の坂下門に足を伸ばして記帳を。東御苑に行く時の大手門を目指す感覚で大手町の逓信総合博物館に行ってから向かいましたが、坂下門って行幸通りよりも南なのね。ちょっと順番をミスったようです。


と、これで東京駅前の巡検を終わりにして上野の陶器今日国立博物館に移動です。まずは特集展示の「江戸時代の地図」。特別1室が日本地図、特別2室が世界地図となってました。伊能中図の東北と関東が出ていましたが、東博の伊能中図は綺麗で好きです。それにしても東北って大きいなぁ。あと、羊皮紙の地図が数点。東博で羊皮紙を見るとは思ってませんでした。

それから平成館の故宮展は、これが3回目の訪問。3回目なので気に入った作品だけ見ていくつもりだったのですが、混雑のため巻物とかはなかなか近づけなくて……。20分で1周を4回繰り返す人工衛星のような見方になってました。第4室の清朝編が楽しくてねぇ。それにしても乾隆帝はいい男です。
前半の宋元時代の書画も素晴らしいのですが、第4室の清朝編はフルカラーの巡業絵巻→帝のコスプレ大会→骨董趣味の乾隆帝→疲れたら6畳間に引っ込む乾隆帝→踊るチベット仏像→馬に乗ったハンサム男と、門を曲がるごとに楽しい物がある感じで、本当楽しかったです。


と、ここまで見たところで17時になったので、今日は終了です。もうちょっとね、早い時間から動けば、もっとゆっくり見て回れるのですが……。