昨日夜のtwitter上で、判ってない奴は18切符を使うな、と言わんばかりの意見が出ている、ということでちょっとした議論になっていました。
それに対して私は、
大都市近郊にいるとわかりにくいけど、青春18切符って、岡山の女の子が神戸や大阪までおよーふくを買いに行くのに使ったりする切符でね。そういうところからステップアップして長距離旅行をする人になるんだからあまり水ささないでよって感じかな……
— 月猫夕霧/いのうえそう (@lunacat_yugiri) July 17, 2013
と言ったことを書いてまして、要するに、大垣夜行とかに乗ってひたすら遠くまで行くのだけが18きっぷの使い方じゃないよと言いたかったわけです。
そんなことを言う、お前はどんな使い方をしているんだよ、という声もあるでしょうから、私が18きっぷを使う時の考え方を、少しまとめておきます。
1.青春18きっぷを5日間使おうと思わない
5日有効のきっぷを5日使うなというのですから無茶苦茶ですが、別に5日とも長距離旅行をしなくてもいいじゃない、という意味です。
私の場合は例年ですと、1日は新宿などに向かうのに使い、もう1日を横浜に行くのに使います。新小岩から新宿が片道290円(往復580円)、横浜が620円(往復1240円)ですので、これで 1820円分乗ったことになります。
そうすると、残り3日間で9680円分乗れば良いことになります。つまり1日辺り3230円分、往復同じコースだとすると、片道1620円の距離まで行けば良いことになります。
1620円というと、ちょうど91〜100キロまでの運賃に相当しますので、東京を起点にすると、熱海・笹子(大月の次の駅)・高崎・宇都宮・友部・八日市場・浜金谷といったあたりで往復すればOKなのです。
大阪の場合だと、彦根・福知山・網干・箕島・伊賀上野といった辺りでしょうかねぇ。
こんなふうに書くと、あまり遠くに行かなくても大丈夫と思えませんか?
2.各駅停車で2〜3時間で行ける範囲にする
各駅停車って、何時間も人が乗っている前提で椅子を作ってませんので、やっぱり疲れやすいのです。というのと、人間3時間くらいでお腹が空きますので、3時間くらい乗ったら降りてご飯を食べましょうという。
で、2〜3時間で行ける範囲というと、ちょうど100キロくらいなんですよね。東京〜熱海は100キロちょいで2時間くらいですし。
もちろん、少し多めに鉄道に乗りたい方は、2〜3時間の乗車を3回、三角形の形に乗ってみるのもいいかも。例えば、高尾〜甲府〜富士〜東京と身延線を乗り潰す工程ですと、乗車時間は1.5時間・2.5時間・3時間程度の計7時間になります。これなら、観光する時間も少しはあります、よね?