月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

今年の美術館はじめ

1月2日は仕事はじめ、ということで、毎年この日は仕事はそっちのけで美術館に行く、美術はじめの日にしています。ということで、今年も行ってきたわけですよ、展覧会に。


まず、今年最初の展覧会は、こちら。
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東京国立近代美術館クーデルカ展でした。
この展覧会が今年最初になったのは、単純に巡りあわせ。単に今日行こうとしている美術館の中でルート的に一番自宅側にあって、閉館時間が早いところだったからということでございます。

そのクーデルカ展ですが、写真の展覧会は見るのが好きですが、言葉するのは難しいくて感想も書きにくいなと。ですが、ジプシーのシリーズと、パノラマ写真のコーナーは気になるものが多かったように思います。あと、プラハの春の後に亡命した以降の写真には、キレのようなものを感じました。

で、見ているうちに何故か、自分の写真を作品として発表したいなと思ってきまして。
また、写真ブログでも始めましょうかねぇ*1


そして常設展のほうは本日は無料開放日でしたので、お客さんはいつもよりも多い感じでした。また、写真を撮る方が多くて、私も変に遠慮せずに撮れて助かりました。ということで……
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何故か日本画のコーナーばかり撮影していたのでした(汗)。


次に訪れたのは、六本木のミッドタウンの中にあるサントリー美術館。ミッドタウンも新春ですね。
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ということで、サントリー美術館では、仏様の後ろを飛んでいる飛天に関する展覧会です。
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展示は4階と3階に分かれてましたが、4階では、ガンダーラではおっさんの顔だった飛天が室町には天女になるまでの変化を楽しみまして。というか、飛天と迦陵頻伽を混ぜて見てしまっている気もしないでもないです(汗)。
で、3階ではあちらこちらに浮いている平等院の雲中菩薩に圧倒されます。。ここまで近づいて見る機会は無いのでじっくり見ると彩色の跡まで見えて。ありがたいことです。


で、サントリーの次は、近場なのでと同じく六本木の森美術館と森アーツセンターギャラリーに行こうかと思ったのですが、入場券の列が階段まで来るような盛況ぶりで……。22時まで開いているとこいうことなので、時間調整に別の美術館に行ってこようと。


と、そんな時間調整に選んだのは渋谷のBunkamra。19時まで開いているので、どうしたって何時も、ここに来るのは夕方から夜になってしまいます。
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そんなBunkamuraのシャヴァンヌ展は、まずは大原でいつも1階左手にいる子を見つけてほっこりして。大原の収蔵品はオーラが違いますな。あと、楽園の光景と言った感じの作品たちも見てて楽しかったです。ちょっとこの展覧会は、もう少し疲れてない時間に行って、見直さないとなぁと。


ええ、Bunkamuraの時点で疲れているわけですので、もう六本木に戻る気力は無いわけで。そんなわけで、今年の美術館はじめは東近美、サントリー、Bunkamraの3箇所で終了です。

……年明け早々、締りがない展覧会はじめになりましたなぁ。

*1:いや、期待しないでくださいね