このタイトルを使うということは……、はい、毎度恒例です田村ゆかりさんのCDをフライングゲットしてきたわけです。
今回のCDは、前回の私小説的なテイストは影を潜めて、過去のシングルに近いサウンドになっているように思えます。
ということで、1曲ずつ聴いた感想を挙げてみますね。
好きだって言えなくて
タイトルナンバーにして1曲目、アップテンポで明るい曲調です。が、歌詞の内容は完璧な片想い。好きになった直後、あなた以外何も見えない、という時期の曲で、切ない曲ですわ。
って、ここまで前回の「あのね Love me Do」の感想で書いた語句をそのまま転記したのですが、これ、変える必要性ないわ(汗)。まぁ、「あのね Love me Do」よりは、恋に落ちてからの時間は短い感じ、つまり本当に一目惚れ直後ってところでしょうか。
この曲は歌詞の繰り返しを多用することで、アップテンポな曲調に磨きがかかってるというか、これはコンサートでのノリが良いでしょうなぁ。
Pleasure treasure
この春の「リリカルなのは」のアニメでエンディングに使われる曲。今回の「なのは」は主人公がなのはの娘となっているせいか、底抜けに元気な曲に仕上がってます。あと歌詞も、なのはらしく、鯉をすればなんでも出来るよという感じで……。ちょっと最近の「たむらゆかりさんじゅうななさい」の曲に慣れ親しんでる私には眩しすぎるなぁと。
Luv Fanatic
と、そんな気持ちを察したのか、一気にロック調でまくし立てます。前回の「エキセントリック・ラヴァー」にも近い路線です。
と、曲調は変われども、これも圧倒的片思いソングだよなぁ。「好きだって言えなくて」との違いは
- 私の心はあなたのことだけなの、気づいてよ
- 私の心はあなたのことだけなの、気づけよ
くらいの違いでしかないです。
雨のパンセ
最初に聴いた感想は、ああこれは姫が好きなタイプの曲だわ、でした。メロディラインの優しさといい、歌詞の内容といい、姫が好きな感じに仕上がってます。
これは、多分、姫がかなり大事に歌ってくれそうな気がして、4月からのツアーに超期待です。
あ、ちなみにこの曲も見事に片思いですよ。
- 私の心はあなたのことだけなの、あなたが少しでも気づいてくれると嬉しいのですが
という感じでしょうか。
ということで、12月のシングルと合わせて8曲あればコンサートにには充分と仰ってましたが、Pleasure treasure以外は7曲とも片思いというのは……。片思いが好物な私としては、やはり4月からのコンサートは超期待ですよ、もう……。