独立行政法人国立文化財機構と独立行政法人国立美術館のwebページに、それぞれ昨年度の実績報告が出てましたので、ちょっと眺めてみました。
どちらも自己評価報告書で外部評価報告ではないので、若干読みにくくて(特に国立文化財機構のが、ね)。ですが、所蔵作品展の入場者数は読み取れましたので、ちょっと転載してみます。
施設名 | 施設写真 | H24年度実績 | H25年度実績 | H26年度実績 | (H26年度目標) |
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東京国立博物館 | 416,430 | 484,429 | 587,528 | (362,470) | |
京都国立博物館 | - | - | 265,791 | (96,981) | |
奈良国立博物館 | 145,914 | 122,075 | 92,147 | (94,338) | |
九州国立博物館 | 460,525 | 349,848 | 357,362 | (380,690) | |
東京国立近代美術館(本館) | 187,143 | 190,074 | 171,220 | (150,000) | |
東京国立近代美術館(工芸館) | 32,968 | 20,888 | 56,276 | (23,000) | |
京都国立近代美術館 | 107,890 | 132,714 | 105,127 | (131,500) | |
国立西洋美術館 | 339,308 | 417,326 | 204,761 | (257,000) | |
国立国際美術館 | 109,797 | 137,106 | 87,931 | (59,000) |
実は東博が毎年のように総合文化展の入場者数を増やしていて、昨年度は年間50万人を突破しています。手元にデータのある平成18年度以降、だいたい32〜37万人程度で推移してましたが、24年度に40万人を突破してから3年続けて増えている、という状況です。まぁその、昨年度の場合は刀剣女子の水増しがありそうな気がしますが……。
あと、国立西洋美術館の入場者数が年によって大きく変わるのは、何でしょうね。あまりに年によるばらつきがあると、年間の予算計画が立てにくくなるので、これは辛そうです。というか、そろそろ年間パスポート、作れば良いのに(東近美の友の会に入れば西美も入れるのは知ってるけどさ)。