月末の恒例で、6月に見た展覧会を一覧で挙げておきます。
- 0605[◎]色彩の奇跡 印象派展 セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、マティスなど 印象派とその時代の巨匠たち(福岡県立美術館)
- 0605[○]物・語(福岡市美術館)
- 0605[○]サロンクバヤ シンガポール麗しのスタイル(福岡市美術館)
- 0611[○]シンデレラの世界展(千代田区立日比谷図書文化館)
- 0611[○]川端康成コレクション 伝統とモダニズム(東京ステーションギャラリー)
- 0612[○]和紙(奈良国立博物館)
- 0612近代大阪職人図鑑(大阪歴史博物館)
- 0612[○]絵ものがたり(藤田美術館)
- 0618[○]Seed山種美術館日本画アワード2016 ―未来をになう日本画新世代―(山種美術館)
- 0618[○]フランスの風景 樹をめぐる物語 -コローからモネ、ピサロ、マティスまで-(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
- 0618[◎]日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展(森アーツセンターギャラリー)
- 0619海を航る~船・鉄道・新幹線~(鉄道博物館)
- 0625[○]横浜・山下公園 ―海辺に刻まれた街の記憶―(横浜都市発展記念館)
- 0625[○]ハマの大地を創る―吉田新田から近代都市へ―(横浜開港資料館)
- 0625国吉康雄展(そごう美術館)
- 0625[◎]日韓国交正常化50周年記念 特別展「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」(東京国立博物館)
今月は展覧会は16ヶ所と少なめでしたね。間違いなく5月の反動です。
評価基準は毎度の通り、[◎]はその月に見た展覧会の20%を超えない程度、[無印]は20%前後にする相対評価、なのでそれぞれ3か所ずつを選定しています。[無印]を付けるのって、とたんに難しくなりますね……。
ところで、今日は上半期最後の日ですので、2016年上半期の展覧会から良かったものを10,選んでみたいと思います。
各月に見た展覧会のうち、[◎]のついているもの24件から10件選んでみます。
以下、順位付けせずに見た順に紹介します。
- ボッティチェリ展(東京都美術館)
発色の良さと、およーふくのひだに、ひたすらときめく - はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション(国立新美術館)
グレコキタ。普段は数を展示できない、日本の作品や現代作品を一気に堪能 - 気仙沼と、東日本大震災の記憶 リアス・アーク美術館 東日本大震災の記録と津波の災害史(目黒区美術館)
気仙沼には一度行かなければ。そう思わせる展覧会 - 生誕300年記念 若冲展(東京都美術館)
展覧会というよりは御開帳。行列も込みで愉しみました。 - 国宝 信貴山縁起絵巻 朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝(奈良国立博物館)
会場入口から俵が飛んで、奈良博もノリノリでした - 原安三郎コレクション 広重ビビッド(サントリー美術館)
この発色は凄いねぇ。実際に全国を旅している気分 - 特別展 黄金のアフガニスタン―守りぬかれたシルクロードの秘宝―(東京国立博物館)
文明の十字路というか文明のちゃんぽん。そこは金だらけのエルドラド - オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展(国立新美術館)
ルノさんの描く女の子は素敵なのですよ。 - 日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展(森アーツセンターギャラリー)
展覧会のあちらこちらに青柳先生を感じながら。あと、キリスト教がなかったらこんな絵がもっとヨーロッパには生き残ってたのにと思ったり - 日韓国交正常化50周年記念 特別展「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」(東京国立博物館)
半跏思惟像が2つ、向かい合うだけの静寂な空間。展覧会ではなくお参りしたくなる