横浜で3年に1度行われる横浜トリエンナーレに行ってきました。
今回の会場は横浜美術館と横浜赤レンガ倉庫の2会場がメインですが、横浜美術館には8月に行っているので今回はもう一方の赤レンガ倉庫のほうにお邪魔したのでした。
以下、適当に気に入った作品を。
まずはプラバワティ・メッパイルのこの作品。
横浜赤レンガ倉庫の創建当時の瓦を並べてあるのですが、窓からの光とシンクロしていて良い光方をしていました。
宇治野宗輝の「プライウッド新地」。これが楽しい。
様々な音を出す(本来は楽器じゃない)機器が連動していて色々な音を出すのですが、意外なところから音が出るのでそれを追いかけるのが楽しいですね。トリエンナーレのような祝祭性もある空間にはこういう展示も必要ですよ。
ドン・ユアンの「おばあちゃんの家」は、中国の割合と都会なのかしら?の室内を再現したもの。伝統も現代的なものもごっちゃまぜな感じは、日本でも最近までありましたねぇ。
そして個人的に一番良かったのがこれ、ラグナル・キャルタンソン。
全部で9あるスクリーンそれぞれでソロの演奏がされていながら、全体で一つの音楽となり、最後には全員で集合して1つの音楽を奏でるという。音楽は良いですなぁ。
と、赤レンガ倉庫の展示を見てきたのですが、横浜美術館よりもこちらの方が面白かったかなと思います。
やはり、ホワイトキューブ的なところよりも倉庫的なところのほうが、現代アートイベントには合うのかもしれませんね。