4月16日、日曜日。
この日はタイトルの通りですが(捻ったのが思いつかん)、浜離宮庭園と横浜美術館に行ってきたのでした。
ということで、やってきました、浜離宮庭園です。
借景が汐留の高層ビルなんてことは、ここに庭園を作った徳川将軍家も想像してなかったでしょう……。
浜離宮庭園は八重桜が多くて、染井吉野の季節よりも4月中旬ごろの方が見ごろなんですよね。というわけで……
調子に乗って撮影しすぎました……。
更にはムクドリも相手をしてくれまして。
気が付けば、それほど広くない庭園で1時間半ほど撮影していたというね。
浜離宮の後は、汐留から築地に続いていた廃線跡に残る踏切を見たり、
新橋駅の改良工事の様子を見物したり……。
烏森改札の中央部分が工事の囲いに覆われた関係で、改札口の向きが変わってましたね。
今後、覆われた部分にあるレンガ造りの構造物が取り除かれて、改札付近が広くなる予定です。
と、新橋駅周辺で遊んだものの、時間はまだ14時半。未だ、どこかに行く時間があります。
ということで……
そして横浜では、横浜美術館で始まったばかりの、ファッションの展覧会を見るのですよ。
この展覧会は単にファッションを集めただけの展覧会ではありません。
前半は、明治初期の西欧化の流れや、外貨獲得のために進められた工芸品輸出の一環で輸出されたお洋服などがありました。
輸出された他の工芸品と合わせた展示とすることで、日本的な洋服が如何にヨーロッパに伝わっていったか、見える展示でした。
というか、輸出されたナイトウェアとか、今まであまり見たことが無い気がします。
中間の章では、日本での洋装の受容について。これを実際のお洋服を展示するだけでなく、当時描かれた絵画も用いて説明するのが良いです。
鏑木清方さんの「秋宵」とか「浅みどり」とか、もう好きすぎるわ。
そして最後が、ヨーロッパにおけるジャポニスムの影響。ここにきて、立体裁断のはずの洋服が見事に平面になります。
ああ、なんかナビ派とかキュビスムがジャポニスムの影響と言われるのが判った気がしますわ。確かに絵画も立体が平面になりますもん。お洋服だって(?)。
で、そんな平面的な和服のようなお洋服を見ていて、そういえばロリータ服で和服テイストのものがあったりしますねぇ、なんて余計なことを思い出したのですが……(それを思い出すのは、たぶん月猫さんだけでないか?)
とまぁ、個人的には真ん中の章が、およーふくも絵画もツボでしたです。
このあとは、なぜか伊勢佐木町を歩いたり、
4月23日に改札口が変更になる関内駅を撮影したり
良くわからない行動をしてから帰ったのでした。
ま、それにしても天気の良い日の桜と、女の子のおよーふくは、いつみても素晴らしいものですわ、という一日でした。