ここ最近、青春18きっぷがあるせいで脅迫的に遠くに出かける休日ばかりでしたが、それも昨日で切符を使い切りましたのでお終い。(気分的には)久しぶりに都区内の美術館めぐりとなりました。
今日巡ったのは、山種美術館→世田谷美術館→武蔵野市立吉祥寺美術館の3か所。本当は今日が最終日な根津美も行きたかったのですが、出発が遅かったので断念です。まぁ、行っても庭園に蚊がいそうですし……(をぃ)
ということで、最初は秋葉原からぐるっと山手線を半周近く回って恵比寿に行って山種美術館へ。下手に地下鉄とか乗り換えるよりも、結果的には秋葉原から恵比寿はこれが一番早い気がするのよね。
今回の展示は水をテーマにしてますが要するに山種のコレクション展。なので自分の好きな作品に再会して回るのが楽しくてという感じです。と言っても、黒田清輝をコレクションとして所蔵しているとは知りませんでしたよ。
それはともかく、私は山元春挙さん、川合玉堂さん、小野竹喬さん辺りが好きすぎてねぇ。その辺りの作品は見ているだけで幸せになれますわ。そして一方、千住博は全く判らないなと(汗)。
山種美術館のあとは、バス→電車→バスと乗り継いで世田谷美術館のボストン・ジャポニスム展へ。
この展覧会、広告がモネのラ・ジャポネーズばかり推しているので勘違いしてましたが、印象派の作品を並べる展覧会というよりは、日本の作品と欧米の作品を並べて19世紀末の欧米絵画への日本の影響を見るものだったのですね。
もうすっかり前者のつもりで印象派絵画が沢山あるつもりで行ったので、ちょいと肩透かしでした。
結果としてラ・ジャポネーズの大きさばかり印象に残ったわけですが……、ま、京都で見るときは、展示構成を理解して見ることになるので、もう少し気に入る作品を見つけることができるんじゃないかと……。
世田谷美術館の次は吉祥寺を目指すのですが、いつもの用賀駅に戻って渋谷から井の頭線というのも詰まらないなと思って、1.5kmほど歩いて小田急の千歳船橋駅に出まして、そこから下北沢で井の頭線に乗り換えというルートを取ったのでした。
ということで、最後は武蔵野市立吉祥寺美術館で加藤まさをです。
もう好きよこういう大正イマジュリィの世界、清く正しく美しい女の子は素敵ですわ〜、という感じで始終ハイテンションで見てまして、狭い展示室に50分位いたかしら?いや、疲れましたわw。
惜しむらくは、図録が売り切れていたことでしょうか……。
ということで3箇所を回ったら妙に疲れ果てて、吉祥寺からは50分かけて総武線各駅停車で寝ながら小岩に帰ったわけでした……。
いや、妙に疲れやすくなりましたな。歳は取りたくないものです……。