この日曜日に行った展覧会について、twitterに書いた感想を若干加筆修正してあげておきます。いや、2日連続ですっかり手抜きな駄文ですわ。
ザ・ベスト・オブ・山種コレクション前期(山種美術館)
まずは山種美術館の山種ベスト。山種の所蔵品を出している、それだけのことなのに最初の岩佐さんから興奮ですわ。岩佐又兵衛、酒井抱一、竹内栖鳳、松岡映丘、上村松園、小林古径、山口蓬春と、好きな作品が目白押しでした。
しかし、一番驚いたのは上村松園の作品が3点しか出展されてないことに気づいたとき。確か山種って、上村松園を18点持っていたはずですが、そのうちベストは3点とおっしゃいますか。どう考えても、今回のベストからは漏れてしまった名品が山種には沢山あるようです……。
伊藤深水展(平塚市美術館)
2カ所目は平塚市立美術館の伊藤深水展。この方、美人画の人というイメージでしたが、美人画と言うよりは、その時代の女性を描いた画家、という風に見た方が良いみたいです。展示されている絵では14歳の頃の絵の女の子が良かったのと、「朝顔と少女」の洋服の子が可愛かったです。
展覧会じゃないし(汗)。ということで、日曜日の最後は赤坂でした。広尾→平塚→赤坂という移動も妙ですが、夜会がその名の通り、夜も遅い20時開演、22時半終了というスケジュールなので、移動時間などを考えるとこれがベストだったのです。ついでに横浜でお買い物や散髪もできたし。
夜会の方は、まだ公演が続いてますので詳細は省略しますが、ノンストップかつ判りやすく、初めての夜会でも安心でございました。それにしてもみゆきさん、来年が還暦とは思えないパワフルさでございました……。