えーと、この3月は全くもって駄文ブログが書けていないのですが、このまま何も書かないままひと月が過ぎるというのも良い話ではありませんので、定番記事を書いてお茶を濁します。
というわけで、月末恒例、今月見た展覧会です。今月見た展覧会は以下の15件です。
- 2018/03/03[○]FACE展2018 損保ジャパン日本興亜美術賞展(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
- 2018/03/03[○]至上の印象派展 ビュールレ・コレクション(国立新美術館)
- 2018/03/03[◎]仁和寺と御室派のみほとけ(東京国立博物館)
- 2018/03/11『光画』と新興写真(東京都写真美術館)
- 2018/03/11[○]写真発祥地の原風景 長崎(東京都写真美術館)
- 2018/03/11[○]APAアワード2018(東京都写真美術館)
- 2018/03/17[◎]鎌倉の構造と境界(鎌倉歴史文化交流館)
- 2018/03/17 2017年報道写真展(日本新聞博物館)
- 2018/03/17[○]魅惑のランプ 古代地中海からヨーロッパ、アジア・日本まで(横浜ユーラシア文化館)
- 2018/03/17[○]写真と素描でたどる横浜(横浜市民ギャラリー)
- 2018/03/24[◎]白隠禅師250年遠諱記念展 駿河の白隠さん(静岡市美術館)
- 2018/03/25[○]江戸の女装と男装(太田記念美術館)
- 2018/03/28 VOCA展(上野の森美術館)
- 2018/03/28[○]リアル 最大の奇抜(府中市美術館)
- 2018/03/31[○]ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち(世田谷美術館)
今月は◎(気に入った順で上位20%の相対評価です)はすんなり決まってしまったのですが、鎌倉歴史文化交流館は展覧会の評価ではなく、施設の評価のような気もします……。
それはともかく、◎の3か所について振り返っておきます(といいつつ、twitterの埋め込みで茶を濁す)。
- 仁和寺と御室派のみほとけ(東京国立博物館)
1月にも行ってますが、後期のみ展示だった葛井寺の千手観音像を見るために再訪しました。その千手観音様、本当に手が1000本ということよりも大きさに驚く感じでした。しかもあれ、脱活乾漆法なんですよね。彫刻でなしにあの大きさを作るのは、しかも形を維持するのは大変だったでしょうね。そんな千手観音の周りをみんなでぐるぐる回りながら見て。楽しかったですね。
そして撮影会(違うだろ)のほうも堪能して仁和寺展、でした!(空いてから撮影しようと閉館直前まで粘ったけど、大して空きませんでしたねぇ……) pic.twitter.com/f6vnTbBgCU
— 月猫夕霧/いのうえそう (@lunacat_yugiri) 2018年3月3日
本当に始まる前にノーマークだったのが不思議なほど、良いものを見ることのできた展覧会でしたわ。
- 鎌倉の構造と境界(鎌倉歴史文化交流館)
- 鎌倉に昨年できた鎌倉歴史文化交流館は、鎌倉駅から徒歩7分ほどで行くことのできる場所でした。展示スペースはあまりないのですが、屋外展示で鎌倉の谷戸をじっくり見ることができるのが良いです。
鎌倉歴史文化交流館、去年の5月に出来たばかりの施設だけあって展示は量は少ないもののとても綺麗。そして屋外で谷戸をじっくり見ることが出来るのも良いです。 pic.twitter.com/5Ls2ZyUdc9
— 月猫夕霧/いのうえそう (@lunacat_yugiri) 2018年3月17日
- 白隠禅師250年遠諱記念展 駿河の白隠さん(静岡市美術館)
白隠さんの地元で開催する白隠さんの展覧会。地元での展覧会だけあって、絵の白隠さんだけでなく、地元の人に接した話なんかもありましたし、今まであまり目にすることのなかった地元で所蔵する優品も多かったです。
個人的に、目が点の観音さま、可愛かったなぁ。