昨年はすっかり駄文ブログを書けなくなっていたのですが、その影響か前にも書きましたが美術鑑賞の能力自体が低下したように感じられまして……。
せめて1行でも感想を書こうとTwitterに感想を書くようにしたのですが、駄文ブログでは、それを1週間分まとめて再構成していこうかと思います。
というわけで、先週見た展覧会の感想をまとめて、行きますね。
2020/01/03 山沢栄子展(東京都写真美術館)
戦前から写真館をやっていた女性の展覧会ですが、モノクロの時代は具象(ポートレートやものの拡大など)を中心としているのが、カラーになると抽象絵画のようになります。そんな作品の変遷が面白かったです。
2020/01/03 至近距離の宇宙 日本の新進作家Vol.16(東京都写真美術館)
東京都写真美術館2階は、ここで定期的にやってる「日本の新進作家」の紹介。です。
6人の作家さんが紹介されていましたが、その中では齋藤陽道さんの作品が、人を見る目の暖かさを光の暖かさで表現しているようで、中々良いです。
2020/01/03 中野正貴写真展「東京」(東京都写真美術館)
東京都写真美術館の地下1階は、中野正貴さんの東京をテーマにした作品展。
懐かしい、だけではいかんのでしょうが、どうしても第一感想は懐かしいになってしまいます。
いやだって、渋谷の工事を観察している人間に、この写真は破壊力有りすぎですよ。
2020/01/05 子どもへのまなざし(東京都美術館)
東京都美術館のとても使いにくい形をしたギャラリーでやっていた、都美独自企画の展覧会。各絵画団体から子どもをテーマに描いてる人を一人ずつ選びましたという感じなのかしら。あまり引っかからなかったです。
その中で選ぶとすると、新生加奈さんのが、良くある感じだけど落ち着く感じで良いかなと。
2020/01/05 松本力「記しを憶う」(東京都美術館)
その使いにくいギャラリーの一番奥でやってたもの。隣だし無料だから見てみましたという感じです。
1枚1枚描いた絵を撮影してパラパラ漫画的なアニメーションにした作品が並びますが、大変とは思うものの、それぐらいしか思うところがなくて。
我ながら、映像作品はテンション低いです。
2020/01/05 サラ・ベルナールの世界展(松濤美術館)
サラ・ベルナールさん、なるほど可愛いですなあ。当時の男性がめろーんされるのも判りますわ(って、展覧会の感想がそれで良いのか?)
ミュシャ目当てで行ったのですが、サラ・ベルナール本人を評価できたのは収穫でした。
ちなみに着用していたドレスが展示されていましたが、割と小柄な方ですのね。