年末年始に一部運休して工事をしていた銀座線渋谷駅が、1月3日から移転してリニューアルオープンしました。
さっそくオープン初日に見てきましたので、写真入りでまとめてみます。
まずは、今回の移転リニューアルで新しく作られた2つの改札口。
どちらも、今までの地下鉄には無い広々とした改札口となっています。
1枚目のスクランブルスクエア側の改札はホームに直結の利便性が売りです。
2枚目の宮益坂側の改札口は、よくよく考えると高架下の改札口というありふれたものですが、橋脚がおしゃれなので今までにない格好良さに見えます。
なお宮益坂側の改札からホームまでは直結のエスカレーターがありますが、階段で行くと途中の2階の踊場にお手洗いがあります。また、将来は2階の踊場からヒカリエに出る改札が出来るとか(とはいえ、ヒカリエ側は何かテナントを追い出さないと繋がらない気がするのですが)。
ホームに上がります。床はまだ仮設でホームドアもこれからですが、それ以外ものものは一通り設置済みです。
発車時刻表示が縦型なのは、かなり斬新です。
天井はM字型の鋼材で支えられてます。正直、この本数と太さが無くても支えられそうな気がするのですが、どうなんだろ？
ところで、今回のリニューアルオープンで渋谷駅は東口の明治通り上空に移転したのですが、今までの駅の降車ホームも一部通路として利用されています。そちらの方も見てみます。
これは、伊東屋の前にあった改札口。自動改札は撤去されています。
その伊東屋前の改札口跡からは、発車ホームの跡も見えます。
都心でお手軽に出来る廃駅訪問です(？)
この旧降車ホームを利用した通路ですが、かなり狭いので、新ホームから旧改札への一方通行だと思った方が良さそうですね。逆方向は実質鯉の滝上りになります……
そして、スクランブルスクエア側の改札前に着くと、天井がないのでこんな景色が。
たぶんこれも、今しか見られない景色と思いますので、早めの見物がおすすめかも。
銀座線渋谷駅、今後もホームの本設やホームドアの設置、更には将来屋根の上に4階通路が出来て宮益坂側に4階改札が出来るはずですので、まだまだ目が離せません。最終形が出来るのは2027年あたりですけど。
