月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

福岡へ、その前に大阪で美術館へ

5月13日、土曜日。

実は先日ANAで7000円均一をやった時に、5月14日の福岡→羽田の飛行機を予約してしまってまして、そんな訳で今日は九州に向かうことになりました。
とはいえ、東京から福岡に行く途中には関西があるわけで、いつものように新幹線で関西に向かいます。

新幹線を京都で降りて、最初に向かったのは将棋の街、高槻。駅前には関西将棋会館の建設予定地もあります。
あら、丸太会長の名前がありますわ。6月になるとここの名前は羽生さんになるのでしょうかね?

JRの高槻駅から阪急の高槻市に向かう道のアーケード街には、なにやら幟が。

ちょうど今日、高槻市内で名人戦をやっているのでした。

せっかくなので、名人戦の会場まで行ってみました。

名人戦の会場である文化劇場は城跡につくったホールというだけあって、堀まであります。

ホールの入り口にあった名人戦の看板を記念撮影したりして。

なお、既に大盤解説会の行列が出来ていたので、中の見物は省略しましたが、今日の大盤解説会は聞き手がかともも先生でしたから、参加するのもありだったですね。


高槻からは阪急を乗り継いで池田にある逸翁美術館へ。
こちらでは阪急(一部新京阪)の1920〜30年代のポスターを展示してましたこの時代のポスターには写真ではない良さがありますね。

そんなポスターで一番面白かったのは阪急のスピードを宣伝するポスターで、神戸〜梅田が阪急では35分なのに対して、省電は35分で神崎まで、阪神は真ん中辺りまでというのを図示していたのがありまして。
そうは言っても当時の阪急神戸は中心からえらい離れた場所やないですか、と思いましたわ。


なお、ジオラマ模型のみ撮影可能でした。

次に向かったのはフェスティバルホールの隣の建物にある中之島香雪美術館。

こちらでやっていたのは修復した文化財の展示でした。
ただその修復した文化財というのが絵因果経だの岩佐又兵衛だの長谷川等伯だのと凄いものばかりで、点数が少ないのに修復とは関係なく堪能してしまいました。いや、村山さんすごいわ。


そして、まだ16時前なので時間はありますね、とばかりに3軒ほど隣の建物の大阪中之島美術館にも行ってみました。

大阪中之島美術館では佐伯祐三ではなくもう一つの展覧会だけ見てきました。
現代美術はアートとデザインの境界が曖昧ですけど、どの辺りに境界があるか考えてみようといった感じの展覧会でした。
まあ私はそんなテーマは無視して、あ、これかわいい、って観点でしか見てないのですが……



さて、そろそろ九州に向かいましょう。
九州に向かう新幹線は指定席でも広々4列シートなのが良いです。

20時過ぎに新幹線を小倉で降りまして、時間潰しにモノレールを1駅だけ乗ったりして。

そして既に20時半を過ぎてますが、更に特急に乗って博多に移動します。

いや、博多に行くのなら新幹線をそのまま乗れば良かったのですが、こんなJR九州乗り放題のきっぷを買ってしまっていたので……。
ただ冷静に計算し直すと、遠距離低減制の影響で新幹線を小倉で降りるのと博多で降りるのは400円ほどしか差が無かったという……(莫迦)

21時半になって、やっと博多に着きました。

そしてホテルに向かうのですが、ホテルが天神の南にあるせいで、結果として3月に開業したばかりの地下鉄に初乗車となりました……。


ということで、なんか鉄分の多すぎる移動をしているうちに九州に着きました、という感じですねぇ……。