10月22日、日曜日。
昨日Twitter(現X)のタイムラインを見ていると、東博のやまと絵展に行った人の感想が悉く息切れしているというかなんというか体力を消耗している感じで……。
なんかとんでもない展覧会かもしれないと思い、会期が始まったばかりですが行ってみることにしました。
なお、土日は日時指定予約が必要なのですが、昨日の夕方にサイトにアクセスして、あっさり翌日日曜のチケットが取れてしまいました。
というわけで、12時半過ぎに東博入って、1時間ほど常設展を見た後、14時に満を持して「やまと絵展」にやってきました。
で、このやまと絵展、とにかく絵巻や屏風がこれでもかこれでもかこれでもかーーーっと押し寄せてくる展覧会でした。
大体だな、ソロでメインはって展覧会タイトルになれる四大絵巻を一部屋に集めるとか狂気の沙汰でしょ……。他にもソロを張れる作品が沢山あるし……。
自分の記憶では、展示されていた作品のうち、以下のものは過去に展覧会のメイン扱いになったことがあると思います
- 聖徳太子絵伝
- 御堂関白記
- 平家納経
- 源氏物語絵巻
- 信貴山縁起絵巻
- 伴大納言絵巻
- 鳥獣戯画
- 佐竹本三十六歌仙絵
- 一遍聖絵
- 平治物語絵巻
- 百鬼夜行絵巻
- 酒吞童子絵巻
- 春日権現験記絵巻
- 石山寺縁起絵巻
- 観楓図屏風
とりあえず今日展示されていたもの&自分が過去に見た展覧会でメイン扱いだったような記憶のあるものを並べただけでこれだけありまして……
何かがおかしい……。
こんな調子なので、何かを学ぶというよりも、以前に見た作品に再会しては「あー元気にしてたー?」と無言で声をかけて回りながら見るような感じになっておりました。
まぁそんな、全作品が目玉ですというような展覧会な分、この作品をじっくり見たいという要望には対応できないので、この展覧会を見た後に気に入った作品の展覧会に行くのがおすすめかも。
(なので皇居三の丸尚蔵館さまには全部見せます春日権現記絵巻展を早期に開催していただきたく……)
そして14時から見始めたのに、見終わったときにはすっかり夕方で……。
なんか2時間以上、会場にいたようです。
なるほど、確かに体力を消耗する展覧会だったわ。
おまけ:今日の夕暮れは、夕焼けと雲がきれいでしたです。