月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

桜を見るなら京都東山(1)

今年の桜は東京では開花が遅かった上に中々満開にならず、満開になったから週末はお花見だ!と思ったら金曜日の突風で大方散ってしまうという、全く桜にやさしくない天候でした。

東京で見られないなら関西で見ればいいじゃない、というわけではないのですが、突風の翌日の土曜日(4月6日)に京都まで花見にやって来ました。
そんな江戸の敵を京都でとばかりの突発旅行ですので、とりあえずここならハズレは無いだろうと思っている哲学の道に向かうことに。
哲学の道へは混雑で時間が読めないバスを使わずに行くのであれば、地下鉄で蹴上駅まで行って南禅寺を通り抜けるルートが判りやすいです。

ということで、蹴上駅で降りて、このレンガ造りのトンネルをくぐります。

トンネルの中は「ねじりまんぽ」ですよ「ねじりまんぽ」。

「ねじりまんぽ」は、アーチ状の構造物を斜めに作る際に見られる工法。レンガがねじれるように積まれているのが判りますね。

こんなねじりまんぽの上にあるのは琵琶湖疎水のインクラインの跡。少し寄って見ます。

下り坂の奥に向こう側の山並みが見えるあたりが京都らしいなと。
それにしても、桜も満開、人も大量ですわ。

インクラインのレールも撮ってみました。線路の幅が広すぎて真ん中を走っていたのではないかと錯覚しそうになります。

少し桜もアップで撮ってみましょう。東京と違って(風で散らずに)満開なのが素晴らしいです。


と、まだ蹴上駅から100mほどなんですが、このペースだと哲学の道まで何時間かかるのやら……。