品川のねこさんから，データイムグリーン回数券が余っているから付き合えと誘われたので昼前から目的地も決めずに東海道線に乗車．乗った電車が東京駅12時03分の熱海・山北行だったので，手元のガイドブックに載っていたコースに従って山北駅から酒水の滝へ行くこととなった．湿度が高いので，涼しげなところに行きたいという考えもあった．
東海道線はグリーン車に乗っているせいか騒音が無く速度感が無い(^^;;)，などと思っているうちに国府津到着．グリーン車は熱海に行ってしまうので，後ろ4両に乗換となる．ここからの御殿場線はJR東海の区間．東日本でないと思うだけで少し嬉しい(爆)．
御殿場線は元々，箱根をトンネルを使わずに通過するために作ったような線なので，起点終点どちらから乗っても，最初は登り坂で最後が下り坂になる．乗車中にも坂を登っていることを体で感じることができる(笑)．風景がつまってきて，これ以上先に行くのは大変そうだなと思ったら13時57分，山北に到着した．
山北駅から酒水の滝を目指して歩き始める．途中御殿場線の線路沿いでは線路を撮影し，東名高速の橋脚が見えればそれを撮影するという調子なので，なかなか滝に到着しない(笑)．そういいつつ，途中から滝への遊歩道もあって，それなりに観光客を呼び込もうとしているようである．肝心の滝は，落石の危険があるということで滝壺まで近寄ることは出来なかったが，それなりに落差のある，見応えのある滝であった．駅からも近いので，落石の危険が無くなったもう一度行く必要があるだろう．
滝見物のあとは，手元のガイドブックに従って，河村城跡に．最初，普通の住宅地のようなところを歩くので，道が判らなくなりつつも山城の麓に到着すると，そこからは急な上り坂．さすが軍事上の要衝なだけある．この城を攻めるのも守るのも骨であったことでしょうな．しかし，滝から城跡まで50分とガイドブックにはあったが，その道を30分かからずに歩ききってしまったうちらって一体……．
城跡からは再び急な坂を下りて，20分で山北駅着．16時02分発の沼津行に飛び乗って，次なる目的地を目指すことにしよう．
