月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

NHK技研見物

今日は上野で国立西洋美術館で所蔵水彩・素描展を会期末になる前にもう一度見た後に、世田谷のNHK放送技術研究所の一般公開に行ってきました。


今年の技研公開、予想通りスーパーハイビジョン一色という感じで、スーパーハイビジョンに対応するカメラの開発とか、音響の開発とか、さらには伝送技術の開発までと、幅広い分野をやってます。確かに、画素数だけ上げられても、伝送する手段が無ければ意味がないわけで、研究するのは正しい方向でしょう。

スーパーハイビジョン周辺技術で面白かったのが、高分子膜を用いた軽量スピーカー。スーパーハイビジョンは22.2チャンネルなのでスピーカーが沢山いる、なのでスピーカを小型化しましょうという研究、理にかなってます。あとはねぇ、スピーカーまで無線で良い音が飛ばせれば助かるのですがねぇ(部屋の中に配線するのが嫌)。

ちなみに、スーパーハイビジョンは2020年に実験放送を始めるのが目標だそうです。なんで、一般に普及するにはあと25年くらいはかかるのかしら。しばらくは今のハイビジョンのままのようです。


もう一つ、キーワードとして多かったのは、今流行の3D。そんなかで使えそうだったのが超高速度3D撮影技術。ハイスピードカメラが3Dになっただけといえばそうですが、こういうのは教育科学の分野で色々使えそうな気がします。これは早めに実用化して欲しいです。


ということで、もう少し撮影しておけば良かったなぁ。たいした写真がなかったので掲載を見合わせてしまったですわ(^^;;)。