月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

とても慌ただしい関西巡検

もうすっかり毎月のように関西まで日帰りで出かけるのが定番の行事になっていますが、今日も出かけてきたわけです日帰りで。慌ただしくなるので日帰り旅行は本当は避けたいところですが、如何せん今回は細見美術館が早く来いと言うもんですから……(なんぞそれ)


そんな訳で毎度の通り東海道新幹線で京都に向かいます。東京駅の売店では新幹線銘菓、スジャータのアイスクリームがあったので購入。ストロベリー味だから購入したのですが、クッキーのかけらは不要だと思うの……。


京都駅からは近鉄特急で奈良に向かって、まっすぐ向かったのが奈良国立博物館。特別展の「仏像修理100年」へ。これが良かった。当然ながら実物を大量展示とか修復場面を公開というわけには行きませんが、制約がある中ですごく頑張っていました。
その後、本館改め「なら仏像館」のほうは、照明がどうも好みではない方向に改良されてしまい、今ひとつ。細かくは別途書きますが、一寸わくわく感が減ったように感じます。


それにしても今年は9月になっても暑いです。暑いのは鹿さんも同じらしく……

鹿の行水は烏よりも時間が長いようです


奈良博の後は近鉄奈良駅に戻るのですが、戻る途中に興福寺があるのでそのまま興福寺国宝館へ吸い込まれます。全く阿修羅さまは今日も稼ぎ頭で、入場前の行列こそありませんが中は恐ろしく混雑していました。まあ興福寺国宝館は建物の中に仏像を詰め込んでいるので通路が狭く混雑しやすい構造ではありますが。でも、阿修羅展が開催される前の興福寺国宝館では、私しか室内にいない、なんてこともあったのですが……


近鉄奈良駅からは近鉄と阪神で一気に神戸へ。阪神が難波まで繋がったおかげでJRに乗る必要が本当にありません。


んで、神戸では大丸神戸店で細見美術館の所蔵品展「琳派若冲と雅の世界」。

琳派若冲を客寄せに使っているものの、琳派3、若冲2、雅5という感じ。それにしても毎度のことながら、細見美術館の収蔵品は品がよいです。気づいたら展示室の中を4周くらいくるくると……。


と、この時点で18時も過ぎてしまったので、開いている美術館もなくなりまして、新神戸駅からまたまた新幹線に乗って帰宅です。結局のところ、奈良博と大丸神戸店にいっただけで1日が終わってしまったわ……。