前回のフェルメール編から時間がたってしまいましたが、Bunkamuraでのフェルメール展、間奏の続きを適当に書いてみたいと思います。適当なので、見た作品ごとに紹介します。
- ヤン・ブリューゲル(子)「楽園でのエヴァの創造」
- 神は細部に宿るとばかり、周辺にあるものが細かいのが、この頃の特徴のような気がします。絵は宗教が効か描けないが、本当に書きたいのは周辺なんだよとでも言いたいように感じます。この絵も、ニワトリや草花が気合入りすぎで、単眼鏡が欲しいです(持ってくるのを忘れただけ)。
- レンブラント・ファン・レイン
- サウル王の前で竪琴を弾くダヴィデ:「光と影とレンブラント」でしたっけ?レンブラントらしいスポットライト効果が印象的です。正面からのスポットライトなら、もう少し本当は白飛びするのではないか?などということは考えてはいけません(なんじゃそりゃ)。
- バーレント・ファブリティウス「自画像」
- これですか、マイケル・ジャクソンと噂だった絵は(汗)。なお、私にとってマイケル・ジャクソンというと、キング・オブ・ホップ、地ビールの神様の方になってしまうのは内緒です。
- アールト・ファン・デル・ネール「漁船のある夜の運河」
- 何となく夜の風景画は近代の産物のように感じているのですが(まぁ風景画自体が近代になって評価されるようになったのですが)、この頃でも描いていたんだなと。
- ルーカス・ファン・ファンケンボルヒ「凍ったスヘルデ川とアントワープの景観」
- この、川が凍ってその上で人々が行き交ったり遊んだりする様子を描いた絵は、何種類か見ている気がします。あのあたりの川は、結構良く凍るのでしょうかね?
- アラールト・ファン・エーフェルディンゲン「滝のある風景」
- 滝よりも、周囲にある人とか、角の長いのとか、そういうものが細かい上にダイナミックな感じがよいです。
うーん、見てから3週間近くたっているせいか、記憶が減ってますね。これはもう一回見て、記憶を補完しないと駄目みたいです……