今日は大阪でのコンサート、のついでに奈良で正倉院展を見てきました。
奈良の正倉院展は毎年10月末から11月上旬に17〜20日程度開かれて今年で64回目、ここ数年は1日辺りの入場者数が平均1万人以上という世界一混雑する展覧会とも言われています。
ということで、前の日に大阪に泊まって開館と同時に突入するつもりだったのですが……
ちなみに去年も行ったのは11月3日の朝でほぼ同じ条件でしたが、去年ほど混んでなかったなという感じです。まぁ、混雑に身を任せてると1時間で押し出されてしまうのは去年と同じでしたが。というか、一度通り過ぎると戻りにくいのがねぇ……もう一度東新館に戻りたかったなと。
とりあえず、展示を見た感想を簡単に書いておきます。
今回は見所としては瑠璃杯と琵琶なんでしょうが、私としては硝子や水晶で出来た双六の駒や捻じりガラスのビーズなどがツボでした。新しそうなケースだったので照明も良かったのだと思いますが、あの輝きは卑怯です。正直、一つお持ち帰りしたかった(ダメです)
注目の瑠璃杯と琵琶についても。瑠璃杯はまさかの西館展示室2に1点展示。フェルメール並みでちょっと特別待遇すぎないかとも思いますが並んでましたね。もうちょっと輝くように光線を当ててくれると良かった気もしますが、ちょっと印象弱いです。
琵琶については螺鈿細工が見事なのは毎度の通り。それよりも、螺鈿の迦陵頻伽の顔がおっさんくさいのが気になって気になって……(何を見てるのやら)
そういえば、ちょうど入館した直後にボランティアによる展示品スライド解説があったので、それを聴いてから展示品を見たのですが、注目するポイントを押さえてから見るのも良いですね。特に小さな作品の細かな装飾などは知らないと見落としてしまいますから。原稿棒読みな感じはまぁ愛嬌として(汗)。