今年は「日本におけるイタリア2013」と題して、ラファエロ、レオナルド、ミケランジェロと順番にやってくる、妙な年になっています。その中のトップバッター、ラファエロさんの展覧会にやって来ました。
といいつつ、ルネサンス期のイタリア絵画は自分でも嫌になるほど好き嫌いが激しくて、まず男はいらん、と思ってしまうもんだから大変です。もちろん、聖母子のような感じで子供なら男でも大丈夫なんですが……(汗)。
そんなんで、ラファエロというと、ウフィツィ美術館の「ビワの聖母」と、ボルゲーゼ美術館の「一角獣を抱く貴婦人」が、見た中では気に入りなのです。
おっと、「ビワの聖母」は、見たといってもウフィッツィ・バーチャルミュージアムで複製画を見ただけなんですけどね。
そういう視点で行くと今回の展覧会は、あまり気に入った作品に出会わなかったなぁと。トジオ・マルティネンゴ絵画館の「天使」が、可愛くってよかったですなぁ(笑)。
それにしても、我ながら何を見に行ったんだか……。
ところで、ラファエロ展の裏番組で、常設展の方では風景に関する水彩・素描の特集展示をしてました。そこに展示されていたギュスターヴ・モローさん、こっちのほうが印象深かったかも……(汗)