昨年の12月から東博本館1階の半分の展示室を閉鎖してリニューアル工事をしていましたが、その工事もやっと終わりまして、先週からオープンしてました。
ここ数年、東博のリニューアルは度肝を抜かされることが多いですので、これはちゃんと見てこよう、ということで行ってまいりましたよ東博に*1。
ということで、東博に到着につきました。
まずは、今回のにリューアルで、チケット販売所が増設されてました。
正門プラザと名付けられたこのガラスの建物は横長のが2つ並んでいて、手前がミュージアムショップ、奥がチケット販売所と入口改札となっています。チケット販売所は窓口が最大10まで増やせるようで、今での2倍、窓口が開けられるようですね。
また、今回できたミュージアムショップは、売っているものは絵葉書と若干の書籍などだけで少なめですが、入場券がなくても入れるという意味で、活用したいですね(ま、もう少し紙じゃないものも有ればいいのだけど。本館地下にあったガチャとか持ってくればいいのに)。
さて、本館に入って、今回リニューアルした展示室を順にみていきましょう。
まずは15室。今まではアイヌ琉球の美術でしたが、歴史資料の部屋に変わってます。
なんかむちゃくちゃ広くて明るい感じに変わってますよ。
展示ケースが東洋館同様、とてもクリアで見やすいですよ。
15室と16室の間にある休憩コーナー。ここから外に出られます
ということで、出てみました
外に出られるようにする代わりに、休憩コーナーと展示室の間は二重の自動ドアで仕切られて、環境が変化しないようになってました。
16室は、アイヌ琉球美術。やはり以前よりもぐっと広くなったように感じます。
17室、というか平成館に向かう通路が分岐するコーナーですが、は、保存と修理。
展示されている内容は更新され、椅子とかカーペットとか刷新されましたけど、ちょっと立ち止まりにくい感じはそのままかな?
18室は、近代美術。今まで18室にあった近代絵画と19室にあった近代工芸が1つの部屋に押し込まれた感じですが……
すごく明るくなって、ケースも刷新。あと作品数的には今までと変わらない感じですね。
ちなみに、展示は外縁が近代絵画、内側が彫刻と近代工芸となっています。
展示ケースも変わって、作品が見やすくなりました。
上村松園さんの「焔」はちょっと反射してるかな。でも明るくて今までと違う作品のような
菱田春草さんも素敵です
最後に19室。ここは「みどりのライオン」ハンズオンコーナーに。
という感じで、リニューアル後の東京国立博物館。展示できる作品の数は今までと変わらないと思いますが、特に15室の歴史資料と18室の近代美術はすごく見やすくなりました。本館1階はどの部屋も良くなって、リニューアルから10年の本館2階*2をテコ入れしたくなる感じですね……
こうなると、次にリニューアルは本館2階なのか、はたまた、建ててから20年以上の平成館なのか?。期待が膨らみます。
なんてかいてたら、東博の平成館のページに
2014年12月8日(月)~2015年6月まで、平成館はリニューアルのため休館いたします。
と!。
東博のリニューアルはまだまだ続きそうです。