東京国立博物館の年初の恒例企画「博物館に初もうで」に今年も行ってきました。
この「博物館に初もうで」、前回の申の年に始まって今年が13回目なんだそうです。13回目ともなると、日本美術の好きな方には存在が知れ渡っているようで
なんてことにもなるのですが……(国宝室の長谷川等伯「松林図屏風」を見る人垣)
本館は正月らしく、生け花の飾り付けもあるのでした。
以下、見かけたものを適当に紹介。
まずは、「博物館に初もうで」のキー展示、猿づくしの特集展示から。
狩野探深「百猿図」。お月様欲しい。
平成館の企画展示室にあったのは、板谷家のやまと絵。
平成館に来たついでに、隣の考古の部屋にも行ってみます。
土偶さんに、こちらにも猿が。
ふと振り向いたときに、こいつの顔に力が抜けました……
本館に戻って、狩野栄敬「十二ヶ月花鳥図屏風」
左から右に続く春から冬への流れがとても繊細で。
模本ですが、探幽の描いた、徳川家康が家光の夢枕に登場したときの図。
これ、壁紙にしようかしら?(単なる家康好き)
近代絵画からは、渡辺省亭「雪中群鶏」
リアルよね、鶏さん。
続けて、お隣の黒田記念館へも。
丁度、特別室が開いていましたので、久しぶりに見ましたよ、「湖畔」
とまぁ、人は多かったものの、良い初詣でした。